息子と一緒にしばらくオーストラリアのゴールドコーストにおりました。前半は、こちらでパーマカルチャーを目指した生活をしている友人の家でお世話になり、現地の日本人の方々にホメオパシー・セルフケア講座をさせていただいたり、実際にクライアントさんのコンサルテーションを行ったりしました。

その間、息子は以前にお世話になったことのある学校の学童保育(現在夏休み中なので)やファームにて異文化体験。

そして、後半は、自炊のできるアパートメントに滞在しました。

今回、セルフケア講座に来て下さった方も、ほぼ全員がホメオパシーを「聞いたことがある」もしくは「使ったことがある」と答えてくださいました。実際にどの程度浸透しているのでしょうか?

友人いわく、代替療法を学べる比較的大きな大学で、鍼灸や植物療法などと同じようにホメオパシーのコースもあるのだそうです。電話帳の職業欄には、「Homeopath」という項目もありました。

そして、目についた薬局に入ってみたところ、ごくごく普通の薬局でも、サプリメントなどと近いコーナーにホメオパシー、バイオケミカル・ティッシュソルト、バッチ・フラワーエッセンス、ブッシュ・フラワーエッセンスなどのレメディがずらりと並んでいました。

ショッピングセンター内の大きな薬局。お医者さんも常駐していて処方箋を受け付ける薬局です。

棚に並ぶホメオパシーのレメディ。家庭用の使いやすい強さのものです。左から「胃酸過多と消化不良」、「アレルギー」、「便の問題」、「依存症」、「吐き気」、「頭痛」、「むずむず脚症候群」、「睡眠」。

こちらは、別のメーカーのもの。

そして、バイオケミカル・ティッシュソルトとフラワーエッセンス。

ブッシュフラワー・エッセンスや、単独レメディも。

日本ではまだまだ浸透しておらず、残念ながらあまり知らずしてネガティブなイメージを持っている方もいらっしゃいます。

このように選択肢の一つとして、自由に選べるようになっているのが理想だな、と思います。

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今回、私にしては、ずいぶん長いこと息子と二人の海外。快く送り出し、励ましてくれた夫には、本当に感謝です。

息子とお土産に選んだのは、スパイラル・ディジリデュ。

アボリジニの聖地で出会ったレンジャーさん(実は、ディジリデュのプロ奏者)も持っていたもので、「リュックに入れて持ち歩くのに便利だよ」と教えていただいたもの。

本来は、虫が食べて空洞になった木を使って作るディジリデュ(アボリジニの楽器)ですから、これは、「本物」ではないかもしれませんが、気軽に持ち運べて本格的な音が出るので、夫にはがんばって練習してもらいましょう(あれ?感謝のお土産になっていない?)

こちらが本物のディジリデュです。単なる筒なのに、奏者の演奏は素晴らしいんですよ。