土曜日に近くの芹が谷公園に、今年最後のお花見に行った。
おにぎり沢山握って、ありあわせのおかずを詰めて。
芹が谷公園は、町田市立国際版画美術館を併設する、駅近くの割には大きな自然豊かな公園で、うっそうとした森と、噴水、広場がある。
広場でお相撲したり(息子のお相撲は、はっけよーいと言って離れたところから走ってくるのだが、公園は広いので、20メートル位離れた所から全力で走ってくる)
野球の真似事をしていて、ふと見ると、ちょっと楽しそうなことが・・・。

おじいさんが、紙飛行機を空高く高く飛ばしている。
ゴムで飛ばすと見えない位高くまで飛んで、青空をゆっくり旋回しながら降りてくる
息子、興味があって、一歩、また一歩と近づいていく。
手招きしてくれるおじいさんに近づいていくと(息子より、親の方がさらに興味がある)飛ばしている飛行機を見せてくれた。
割り箸とはがきで作った美しい一機

おじいさんがお手製の箱を開けると、その中には6,7機のさまざまな形の飛行機。
そして、取り出したるは、広告についている応募用はがき。
「よく飛ぶ飛行機」の作り方を教えてくれた。

たかが紙飛行機、されど紙飛行機。
丁寧に、きっちり折って翼を平行にそろえ、ちょっとだけ尾翼を上げる方法を教えてもらい、試行錯誤。
手で飛ばして、すっとお腹から着陸するようになったら、いよいよゴムで飛ばす許可が出た。
驚くほど真上に向かって飛ばすと、単なるはがきだったものが、ぐんぐん空高く飛んでいって、
ゆったり旋回して降りてくる。
わぁーい!と思わず子どものような声を出したくなる快感。
大空をゆうゆうと飛んでいる小さいお手製の葉書飛行機を見ると、
なんだか自分の目の前にも大きな可能性が広がっているような気分になる(大げさな!)

久しぶりに空を見上げてゆったりした時間を持って
大らかな気持ちの週末だった。