我が家ではソースをほとんど使わない。
唯一使うのは、お好み焼きの時。

私は、お好み焼きにはかなりこだわりのあるプチお奉行様なのだが、ソースだけどうしても納得のいくものに出会えなかった。
納得が行かないのなら、作っちゃおうか、ということで調べてみたら、なんとほとんどうちにある材料だけで作れそう。

鍋にトマトジュース(トマトが季節じゃないので、これだけは買ってきた。)をどぼどぼ入れ、台所の隅に転がっていたにんにく、生姜、人参、玉ねぎ。野菜室で出番を待っていたセロリ、茹でて少しずつ食べていたけれど少し古くなったブロッコリ。乾物棚の昆布、干ししいたけの軸、煮干を加え、ぐつぐつすること1時間。

まだ形が残っていたのでさらに圧力鍋で少し煮て、バーミックスでどろどろに。
ざるで漉して、黒こしょう、友人の庭からもらった月桂樹、大きすぎて使えなかったシナモン、ナツメグ、クローブ、クミン、庭のタイム、セージ、香りの飛びかけた七味唐辛子を加えてさらに30分。
ここに、醤油、蜂蜜、酢、塩、最後にリンゴの摩り下ろしを加えてまたまた加熱。
適当な野菜を入れたので、スパイス、調味料類も適当に増減。うーん、まさにソースの匂い!

ちょっとぴりっとする、奥深い味の納得のソースの出来上がり。
週末には、友人が味噌を作りにくるので、その時にお好み焼きにしよう。
しかし、1リットルも作ってしまってどうするんだろう・・・
近所のお友達、よかったらソース・・・じゃなくて、お好み焼きを食べに来てね。