最近、入浴の時は、アロマセラピーサロン、パチュリで分けていただいたルビーソルトを入れることが多いです。

「全ての女性に」(もちろん、男性もOKですが)と、パチュリのなちょすさん一押しのルビーソルトは、ヒマラヤで取れた岩塩なのだそうですが、身体が温まり、硫黄の香りが温泉気分を誘います。

息子は、「温泉の石」と呼んで、たいそう気に入っています。

でも、これから夏に向かうにつれ、硫黄の香りがヘビーに感じる時もあろうかと、週末はバスソルトを作りました。

バスソルト、今までにもエッセンシャルオイル(精油)を使って作ったことがあるのですが、今回は、前田京子さんのレシピを参考に、自分なりのアレンジを加え、ハーブで色づけしてみました。もちろん、人工の着色料は、一切なし、です。

紫色は、定番のラベンダー。

レシピには、お湯でラベンダーティを作り、それを岩塩にかけて電子レンジで・・・と書いてありました。

本当は、電子レンジを使いたくないので、エタノールでの抽出を試みたのですが、緑色しか出ずに断念。レシピ通り、お湯+電子レンジで作ることに。

ラベンダーは、せっかくの紫色が、電子レンジで乾燥時に灰色になりやすい、と書いてあったので、ここで実験。

ラベンダー抽出液を少量取り、重曹やら、クエン酸を加えてみたところ、重曹(弱アルカリ)により青灰色に、クエン酸(弱酸)によりピンク色になることが判明。

そこで、ラベンダーのティバッグを作り、熱湯を少量加えて紫色と香りを出した後、2,3回にわけて岩塩に回しかけ、都度電子レンジで乾燥させました。色は、重曹とクエン酸で、好みの紫色になるように調整。

化学屋さんなので、こういうことは、大好きです。

エッセンシャルオイルによる香り付けは、もちろんラベンダー。ちょっとだけゼラニウムを加えて香りに深みを持たせました。

一回の入浴に使う岩塩は、30~50gぐらいで、エッセンシャルオイルは、10滴以下。ハーブティを使っていれば、もっと少なくて大丈夫だと思います。私は、200gの岩塩に25滴のエッセンシャルオイルを入れました。

ピンクは、家にあったハイビスカスティ(こちらの写真を撮った時は、日が陰ってきたので色がいまいち・・・)

ちらも、エタノールでは、少ししか色が出なかったので、お湯で抽出。特に気を使わなくとも、鮮やかなローズピンクになります。

ハイビスカスティは、あまり強い香りが残らないので、牛乳石けんを作るときによく使う、評判のよいブレンド、ローズマリー+ローズウッド+ちょこっとのイランイランの精油で香り付けしました。

黄色は、ジュニパーベリー。

ジュニパーベリーは、ジンの香りづけにも使われるハーブですが、グリーンっぽい中にフルーティさが混ざる、素晴らしい香り(もちろん、好みはあると思いますが)です。

こちらは、お湯(すこしオレンジがかった黄色)での抽出と、エタノール抽出(緑色)を混ぜました。このままでも充分よい香りなのですが、お風呂に入れるには少し弱いかな・・・という気がしたので、こちらも精油を加えました。

ジュニパーベリーの精油は持っていないので、シベリアモミを。シベリアモミは、Herba Helveticaのものが、さわやかで、ちょっと甘味も感じられて大好きです。

まだすこーし乾燥する季節なので、このバスソルトと、重曹でお風呂にしようと思います。

楽しみ、楽しみ♪