先日、夜中に母から飼っている犬、まゆちゃんの様子がおかしいと連絡がありました。

急にドテンと倒れたきり、動かない、脚が痙攣している、と。

小さい犬種なので、病状の動きが速いのが心配。しかも、まゆちゃんは、心臓に疾患も抱えています。夜中で獣医さんも開いていないし・・・。

私もすぐに駆け付けることはできず、とりあえず、母の所にもあるバッチフラワー・エッセンスのリカバリーを飲ませるように伝え、翌朝実家に行くことを約束しました。

バッチ・フラワー・エッセンス(Bach Flower Essence)のリカバリー(あるいは、メーカーによって、レスキューとか、ファイブ・フラワーエッセンスとも呼ばれます)は、色々選んでいる余裕がない時、とにかく困った時のファーストチョイスとして、大きな助けとなってくれるものです。

翌朝早く、母からメール「生きてた!!リカバリーでリカバーしたみたい」。

ひとまず、安心。

とはいうものの、訪ねていくと、いつもの元気はない様子。

自分の椅子に上がる力はなく、床に寝そべってどんよりとした目でうつらうつらしています。

なんだか放心状態というか、麻痺したような状態。

実は、まゆちゃんの一番の主人(マスター)である父が、年末あたりから調子が悪く、今月に入って検査に行ったきり緊急入院となってしまっていました。

「行ってくるね」と出て行ったきり、帰って来ない父。

父のことが大好きなまゆちゃんにとって、この事態は何がなんだか分からず、不安とショックが大きいはず。

犬は、現在の身体の状態や、気持ちを説明してくれることはできませんが、突然の不安とショック、そして現在の放心したような、麻痺したような状態を考え、ホメオパシーのレメディは、Aconiteを選びました。

家庭用キットの中にもあるごくごく一般的なポテンシー(強さ)を選択。寝そべっているまゆちゃんの口を無理に開かせ、小さいレメディを一粒入れます。
・・・数分後。

急にタカタカタカタカ・・・といういつもの足音が聞こえたかと思ったら、まゆちゃんが軽快に走ってきて、ぽんっと自分の椅子の上に飛び乗るではありませんか。

驚きました。

小さい人や、動物など、比較的複雑化していない人(動物)には、レメディの効果が表れやすい、とは一般的に言われています。

実際小さい人たちの反応の速さというのは、私も何度も目にしていますが、何も語らない動物の素直な反応にも驚かされました。

また様子がおかしくなったら、すぐに獣医さんの所に行くように、と母には伝えましたが、その必要もなく、まゆちゃんはいつものように元気に走り回っているようです(とは言っても、もうお年寄りではありますが)。

心臓の疾患も心配ですので、しばらく、ジェモセラピーのCornus Sanguinea(西洋ミズキの蕾)を数滴ずつ飲ませることにしました。

今回は、動物にも大きな助けとなってくれたホメオパシーとバッチ・フラワー・エッセンスでした。

写真は、6年前の、もう少し若かったころのまゆちゃん。