洗剤やら、シャンプー、お化粧品が肌に合わないことが多いので、なるべく石けんや天然素材のものを使っています。

特に、リップは、色のついているものも、ついていないものも、合うのを探すのに苦労します。

どうやら一般的なリップに含まれる成分だけではななく、「天然素材」のリップバーム(やらクリーム、スティック)で必ずと言っていいほど使われる蜜ろう(ビーワックス)も私には合わないようです。

見つからないのなら、作りましょう、と最近リップバームは手作り派になってきました。

とは言っても一般的なリップバームのレシピでは、堅さを出すために蜜ろうがたくさん使用されています。

そこで試行錯誤の末、たどり着いたのは、シアバターのリップバーム。

シアバターというのは、西アフリカに自生するシアの木から採れる油脂なのですが、その保湿効果、肌ダメージの修復効果、紫外線防止効果(と言っても、化学的なものほどは効果が高くありませんが)などから、最近は日本でも高級クリームの材料としてよく見られるようになってきましたよね。ロクシタンのものなどが有名です。

なめらかさを出すために、ヘーゼルナッツオイル(皮膚の再生を助けるパルミトレイン酸を多く含む)またはアボカドオイル(各種ビタミンや、保湿効果の高いステロール類を多く含む)をちょっぴり加え、香り付けにTea Treeのエッセンシャルオイル(爽やかな香りと抗菌作用。

直接肌につけてよい、数少ないエッセンシャルオイルの一つ)を数滴。

濃厚だけれど重すぎない、とても使い心地のよいリップバームとなりました。

ある程度量があった方が作りやすいので、お友達や妹用にも。シールなどでデコレーションして楽しんでみました。

かなり柔らかいリップバームなので、夏になったらどうしようかなぁ、と現在考え中です。