一月は行き、二月は逃げ、三月は去る、と言いますが、それを実感しているような日々。

息子の学校では、10歳の2分の1成人式も無事行われ、先日、4年生の修了証と学級だより、課外だよりが配られました。

どれも心のこもった言葉が書かれていて、素晴らしい仲間と先生と、そして見守ってくださる多くのおとなに囲まれているんだな、と胸が温かくなりました。

日々いろいろなことは、あるけれど、こんなふうに明日のことを心配せずに、毎日安心して学校に通えることは、本当にありがたいことだとつくづく思います。

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さて、今日は「teething」のお話。

欧米の育児書を開くと、「teething」という言葉がしばしば出て来ます。「teething=歯が生えること」 あまり、ピンと来ませんよね?

日本では、せいぜい「この時期は、歯ぐきがかゆくなったりするので、歯がためを与えましょう」程度しか言われません。

ところが、欧米ではこの時期(生後半年から2,3歳くらいまで)のベイビーちゃんには、teethingが原因で「かゆい」、「イライラする」以外にもさまざまな症状が現れると言われています。

イライラ、噛みつき、よだれ、咳や鼻水など風邪のような症状、あごの湿疹、下痢、便秘、微熱、夜泣き・・・など。

オーストラリア在住の私の友人は、2歳になる前のお嬢さんの鼻水や咳が1カ月ほど止まらないから、と小児科に行ったところ、あっさりと「喉も赤くないし、teethingですね」と言われたそうです。

よく考えてみれば、柔らかい歯茎からあんなに硬い歯が生えてくるんですもの、身体の調子が狂ってしまうのも、うなずけますね。

そんな時に欧米の自然派ママたちが使うのは、琥珀(こはく=アンバー)のベビーネックレス。

このベビーネックレスをさせると、赤ちゃんは落ち着き、teethingによるさまざまな症状は緩和されるのだそうです。

琥珀は、一見石のようにも見えますが、実は木の樹脂が何万年もかかって地中で化石化したものです。

宝飾品としてよく知られていますが、漢方薬としても使われていたそうで、その効能は、「一に去驚定神、二に活血散淤、三に利尿通淋」(精神を安定させ、滞る血液を流し、排尿障害を改善するとの意・・・Wikipediaより)と言われています。

東西の先人の智慧の一致に驚かされますね。

きちんと作られたベビーネックレスは、可愛いばかりでなく、歯がためとして噛んでも安全なようにノットを作った丈夫な糸で作ってある、万が一割れて口に入っても安全な形であるなど、さまざまな配慮がほどこされているのですって。

前述の友人のお嬢さんの保育園でも、琥珀のベビーネックレスをしているお子さんがたくさん(女の子だけじゃなくて男の子も)いました。

こんな琥珀のネックレスを、出産したお友達に贈るのが私のマイブームです。

ホメオパシーでteethingと言えば、真っ先に思い浮かぶのは、Chamomilla(カモミラ)ですね。

これに関しては、次の投稿に書くことにしましょう。