ようやくご報告できます。

ありっちょのすだちから酵母を起こし、パンを焼いてみました~!

まずは、酵母起こしから。

実をざくざく切って瓶に入れます。せっかくなので皮も少しすりおろして香り付けに。

瓶の口いっぱいまで実を入れたら、水を足します。

すだちは甘みがないので、すこーし蜂蜜を足してあげます。

きっちり蓋をして冷蔵庫へ。

元気なすだちなので、2日もするとぷくぷく小さい泡が出てきます(見えるかな?)。

今この中は、乳酸菌がいっぱいいる世界。うふふ♪

そして、これを室温に出して、1日1回ずつ空気を入れてあげるのです。

酵母菌が増え、発酵がどんどん進みます。

ほら、こんなにしゅわしゅわ!

ありっちょの予言どおりです。

こうなったら、今度はパンを作るための元種作り。

発酵したすだち酵母液と、地粉(国産の中力~強力小麦粉)を同量ずつ混ぜます(過発酵を防ぐために塩も一つまみ加えます)。

同量ってこれくらい。

粉がすごく多く見えるけれど大丈夫。

混ぜると、お好み焼きの種のようになります。

これを、室温において、毎日混ぜてあげると、すごい勢いでぷくぷく発酵します。

そして、だんだん落ち着いてきて、とろーっと滑らかな、ちょうどすりおろした山芋みたいになってきたら、元種の出来上がり。

でも、これではまだちょっと落ち着きが悪いので、毎日地粉と酵母液(1:1の量で)を足して混ぜることを繰り返し、元種を育てます。

3回くらいこれを繰り返すと、なめらかでとろとろの、落ち着いた元種が出来上がります。
(この後時間が取れず、元種の状態でしばらく冷蔵庫保存をしました)

そしていよいよ今日、パン焼き。

地粉、水、元種(2:1:1の割合)と塩だけで本当はいいのだけれど、ちょっと自信がなかったので、今回は甜菜糖、スキムミルク、バターも加えました。

息子、こねます。

素早く、力強く、でも優しく。

生地が滑らかになって、伸びがよくなってきたら、こね終了。

ラップをして室温に置くこと6時間。

2倍くらいに膨れました!

フィンガーテスト(指をさしてみて、穴が戻らないように)もOK!

成形して、しばらく生地を休ませ(ベンチタイム)、その後は、2次発酵へ。

生地が乾燥しないように気を配ることは大切です。

60分ほどでふっくらと膨れてきたので、時間もないことだし2次発酵は終了とし、クープを入れた後(これがいつも苦手なんだな・・・)180℃で25分焼きました。

じゃじゃーん(うちの電気オーブンでは、焼き上がりはいまいち…。残念すぎる。)

夜遅かったけれど、思わずぱくぱく^^

久しぶりに作ったので、完璧な出来、とは言えませんが、すだちの豊かな香りと、しっかりとした小麦粉の味のするパンが出来ました。