ようやく秋になったと思ったら、また真夏日になって・・・の日々ですが、それでもやっぱり夏は越えたので、味噌を開けてみました。

今回開けたのは、2011年に仕込んだ、つまり二夏越した玄米味噌と、昨冬仕込んだ麦味噌。

こちらが玄米味噌。

こっくりとした、濃い色になり、硬い玄米麹の姿もずいぶんなくなっています。

これまでは、ひと夏おいた後は冷蔵庫の野菜室に入れてじっくり熟成させ、最終的には2年ほどかけて食べていました。

今回は、思い切って、冷蔵庫に入れずに二夏。
エアコンのない我が家では、渋み、えぐみが出てしまうかな・・・と少し心配でもありました。

でも、心配に及びませんでした。

それどころか、これまで以上にさらにまろやかになり、深く滋味に富んだ味噌になっていました。

ちょっとした感激。これからは、1年目は我慢して、二夏越させよう、と心に決めました(保存場所が問題ですが・・・)。

そして、こちらが麦味噌。

こちらは、もともと麹歩合も高く、熟成が早いので、9ヶ月で充分まろやかで甘味のある味に仕上がっていました。

どちらも甲乙つけがたい、そして使い分けられる自慢の手前味噌になりました。

もう1つフルーティなひよこ豆味噌は、一番熟成が早いので、食べられるはず。

保存場所の関係でまだ開けていませんが、近いうちに開けようと思います。

丁寧に作られた本物の調味料があれば、お料理はシンプルでも充分に美味しいものができます。

手前味噌は、我が家の食卓の強い味方です。

詳しい作り方や配合は、こちらです。