三連休中日の今日、多摩センターで行われている、多摩くらふとフェアに行ってきました。

一番のお目当ては、こちら「oasis」。

私の住む地区には駅前商店街があるのですが、あるときそれぞれの店頭にさまざまなロートアイアンの看板が掲げられていることに気付きました。

どれもそのお店をよく表し、個性的でありながらも統一感があり、一つ一つを探し写真に収めることを楽しんでいました。

私たちも、最近新しい、というか、初めての表札を作りたいと考えており、この方にお願いしたいと思うようになったのです。

今日はご挨拶をして、だいたいのイメージをお伝えしただけでしたが、今後打ち合わせをしながらどのようなものが出来上がっていくか、楽しみです。

そのほかにも、全国各地から伝統工芸品も含むレベルの高い出展者が多く集まり、楽しむことができました。

新潟県上越市から出展の、「工房つばめのうた」。

草木染の麻や絹、ウールなど素晴らしい色合いの糸は、どれも美しくため息が出ました。

大好きな藍。

「納屋工房てづくりや」。

鮮やかな緋色の金属は、ずいぶん繊細な七宝だと思ったら、そうではなくて、銅そのものを変色させる伝統技法によるものなのだそうです。

成型した銅を、ある狭い温度域で熱すると亜酸化銅になりこのような色になるのだとか。

バーナーの炎の場所によっても温度が異なり、出来る色が違ってくるとても精妙な仕事なのだそうです。

こちらは、木目金と言って、まるで木目のように見えますが、色の異なる合金を重ね合わせて溶かして断面を出すのだそうで、こちらも伝統技法。

面白い!

大好きな奈川から「やまぶどう籠工房 千三郎」。

憧れの山葡萄の籠。

もちろん手は出ませんが、美しいです。

「触ってもいいですか?」と聞いたら、「もちろん!どんどん、手の脂をつけてください」と言われました^^。

「幸築舎」の作品、一本の木から切り出す様子を実演されていました!

「壷静たまき工房」は新潟県から。

珍しい墨壷が並んでいました。

私がまだ小学校に入る前に、家を作ってくださっていた大工さんたちが持っていたなぁ・・・墨壷。

もう、日本で木製の墨壷を作られる職人さんは3人しかいらっしゃらないそうです。

「コノコト」のひきだしくんたち。

説明書きが、なんともカワイイ!!

この夏大好きになった岡山県の倉敷から、軽バンで作品を運んでこられた「木工房 べっしょ」では、ちっちゃいおうち(100円)を分けていただきました。

そして、一目惚れしたこの器は、長野県上田市の「トモロウ工房」のもの。

胡桃の木を切り出して成型した後に、「鉄漿液(かねえき)」という酢酸にスチールウールを溶かした液に入れると、木の中のタンニンの黒い色が浮き出してきて来るのだそうです。

木の古い部分(中心に近い部分)の方がタンニンが多いため、中心部の方がより黒く染まりグラデーションになるのだとか。

さらに、この器の縁の部分のゆがみは、切り出して、かねえきに浸して乾かしている間に生じる自然のゆがみだそうで、この行程でダメになってしまうもの多数と。

とても面白く、美しく、「ぐるっと一周して戻ってきて、まだ残っていたらいただいて行きます」と約束して、待っていてくれたので連れて帰ってきました。

「写真を撮ってもいいですか?」と声をかけることが出来なかったため、写真はないけれど、その他にも楽しい出展者さんも多く、色々聞くと作品のことを詳しく教えてくださったり、興味深かったです。

今日の一品は、くらふとフェアでのこちら、スパイシーポークソテーのオニオンジンジャー。

久しぶりのガッツリお肉のお弁当。

なかなか美味しかったです。

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