昨年仕込んだひよこ豆味噌を1年ぶりに開けたら、衝撃的な美味しさでした。

大豆で仕込んだ味噌とはまた違ったまったりとした甘味とこく。発酵の力って本当に不思議です。

手前味噌とはよく言ったもので、誰でも自分の子が一番可愛いように、どこの家庭でも手前味噌が一番美味しいですね。

「手前味噌」・・・〔自分の家で作った味噌の味を自慢することから〕自分のことをほめること。自慢。 (大辞林より)

親ばかバンザイ、手前味噌バンザイ、です。

自分に子がいる、いない、に関わらず、「動物である以上、誰でも自分の子は可愛いのよね」ということを認識すると、例えば電車の中とか、社会で見られる一見腹立たしく思えるようなことも寛容な心で流せるようになるし、自分の子でなくても愛おしく感じ、「社会の宝」と思えるようになる気がします。

そして、自分の子に対しても、必要以上に過干渉にならずにすむかな?まだまだ私は子育て途上なので偉そうなことは書けませんが。

うちは、今は動物を飼っていないけれど、ペットも同じですし、生きているものでなくても丹精込めて作り出した作品なども同じような心持ちになりますよね。

閑話休題。

今年も立春の足音が聞こえてきてしまったので、慌てて仕込み出しました。

昨日は、麦味噌を二瓶。

一瓶は、例年通りの配合で。

✩麦味噌
津久井在来種
麹歩合 14
塩 11.5%

もう一瓶は、買ったままになっていた黒豆があったので、こちらを使いました。

賞味期限などとっくに過ぎてしまっていましたが、あまり気にしなくていいのが乾物(お豆)のいいところ。

大豆と黒豆のハーフ&ハーフです。

黒豆は、ちょっと皮がかたいけれど、きっと酵母菌やら麹菌やらがいい仕事をして柔らかくしてくれることでしょう。

どんな味噌に変身するか、楽しみ楽しみ♪

あとは、もちろん玄米麹味噌と、ひよこ豆味噌を作りますが、来週になっちゃうかな。

保存食いっぱいで、瓶のやりくりに頭を悩ませるのは、嬉しい悲鳴と言っておきましょう。

これまでの投稿です(「味噌」でブログ内検索するとまだまだいっぱいありますが・・・)。

「手前味噌を作ろう、コツのコツ」

「手前味噌とワークショップ」

「ひよこ豆の味噌」

「今年の味噌、総まとめ」