出張したり、クライアントさんをお迎えしたり、もちろんお楽しみもあったりで動き回っている裏(自宅)で、実は表題の「お米を醸そう♪」プロジェクトが着々と進んでいました。

手前味噌を作り始めてもう13年。

当然、買ってきた材料ではなく、自分で育てたものから・・・という気持ちが沸くのは自然の流れでしょう。

自分たちの育てたお米で味噌をつくったホールアース自然学校での経験(→✩)、大豆を育てて味噌をつくった大豆レボリューションでの経験(→✩)と、自分たちだけの畑の大豆からの経験(→✩)。

残る麹も自分で作りたい、お米を醸したい、という願望はかなり前からありました。

そりゃそうですよね、発酵オタクですから。

今回、種付け用麹菌との出会いがあり、ようやく自分で麹を作ることができました!

まずは、よーく浸水させてからお米を蒸します。初心者なので、白米で。今回は、北海道の「ななつぼし」という品種を使いました。

蒸し布で包んで強火で蒸すこと1時間、普通に炊くのとは違い、ぱらっとした水分の少ない出来上がりですが、濃縮されたお米の甘味が強く感じられます。

手早く広げて、冷ましながら、適当な温度(40度くらい)になったら、種麹を撒きます。

今回、種麹は、「菱六」の「長白菌」を使用しました。

こんなクリーム色の粉です。

1kgのお米に対して、麹菌は、2~3g程度でよいようですが、今回は初めてでちょっと心配でもあったので、およそ2倍量使いました。

広げた蒸し米の上にパラパラとふりかけ、全てのお米になじませるような気持ちで手早く合わせていきます。

コンパクトにまとめ、こんなふうに布でくるんで、トロ箱(発泡スチロール箱)の中で保温。温度を35℃~40℃になるように慎重に調整します。

21時間後の朝7時半、1回目の手入れです。

温度が高くなりすぎるのを防ぎ、全体に充分に酸素が行き渡るように、そしてきっとよい氣を入れる役割もあると思うのですが、行うのが手入れです。

塊になったお米をほぐしながら、全体的に混ぜていきます。

菌糸が順調に伸びていると、こんな感じに塊ができています。(急いで撮っているので写真の色が悪いです・・・)

その9時間後に2回目の手入れ。

トロ箱の中は、甘酸っぱい、とてもよい香りで満たされていて、これは間違いなく成功の予感!

そこから7時間後に3回目。

うーん、いい感じ!

そろそろかな?とも思ったのですが、念のため、もう1晩置いて終了です。

そりゃあね、大好きな井上糀店ほどの出来ではないかもしれませんが、なかなかの出来ではないですか?

口に含むと、芳醇な香りと、ほのかな甘味が広がります。うん、上出来!

永年の想いに免じて発酵の神様が降りてきてくださったのかな?作ってみたら、案外簡単にできました。

この米麹を使って、今年の味噌第一弾は、ひよこ豆味噌を作ります。

米麹の作り方は、「かわしま屋」さんのウェブサイトに詳しく書かれています。
http://kawashima-ya.jp/

~*~*~*~*~*~*~*~

大好評の「お台所の救急箱」@自然育児友の会。

現在、2月スタートの春夏コースのお申し込みを受付中です。

毎回、畳のお部屋で赤ちゃんたくさんの楽しい講座です。詳しくはこちら
→http://shizen-ikuji.org/class/class_news/entry-7300.html

<< そのほかの講座 >>

2月9日 味噌作りワークショップ@美ベジキッチン(→すでに定員となりました)

「お台所の救急箱」@湘南2015秋冬コースは、意識の高いメンバーが揃い、楽しく開催中です。

「お台所の救急箱」@湘南2016春夏コース(→✩)は、満席となりました。ただいまキャンセル待ちです。

赤羽でのホメオパシー・セルフケア講座、後半の日程は、こちらです。
2月8日(第7回)、2月19日(第8回)、2月26日(第9回)、3月11日(第10回)
補講:2月1日(第4回)、2月15日(第3回)

Chez MOMOでは、ホメオパシー、フラワーエッセンス、ジェモセラピーによる健康相談(コンサルテーション)、望診法に基づいた食事指導によるや、各種講座を行っております。

場所は、藤沢、町田(玉川学園)ほか、お近くへの出張もご相談に乗ります。

コンサルテーション(健康相談)、講座、どちらもお問い合わせ、お申し込みは、chezmomo@sc4.so-net.ne.jp
足立までお気軽にどうぞ。