昔の人は、たくさん実らせてくれたお礼と、来年もよろしくね、の意味を込めて、最後の1つの果実を樹に残しておいたと言います。

今年の柿、半分は息子がちびっ子達と採り、半分は、鳥たちが食べていました。

鳥は、1つ食べて次の1つと、お行儀よく食べることはなく、みんなで一斉に、たくさんの実をちょっとずつついばみます。

今朝息子の部屋から見た樹には、最後の実が1つだけ丸いまま残っていました。

鳥たち、わかっていたのかな?

今年もたくさんの実りをありがとう。
冬の間、またしっかり英気を養って、また来年も鳥たちと分け合えるくらいの実を付けてね。

〈平和と共生〉