連休初日の2月9日は、町田放射能市民測定室「はかるーむ」の開所記念講演会が行われました。

1年ほど前からこの動きに関わるようになり、装置が購入できた半年ほど前からは、装置導入、立ち上げ(途中、不具合が発見され検出器入れ替え)、性能確認、調整、最適化、メーカーさんとのやりとり、マニュアル作り・・・と、前職での経験をフルに活かし、活動してきました。

そして「梅の花が咲く頃」と言っていたこの日が、ついにやってきました。

前夜も日が変わるまで微量測定結果の解析をして報告を書いたり、、当日も、当日予約受付のシートを作ったり・・・しかし、なぜか、同時進行で麦味噌を仕込んだり、スカートの裾上げをしたり・・・今思えば、パニック状態だったのかも(笑)

1月の中旬くらい、開所がいよいよ見えてきてからは、不安がる仲間たちには「大丈夫、大丈夫!」と言いながら、実は私自身も随分と緊張していました。

でも、もう腹をくくるしかありません。

開所記念講演は、なんと「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」でも有名な八王子の山田真先生にお願いすることができました。

お天気がよかったのも手伝い、小さいお子さん連ればかりでなく、若者からおじいちゃまおばあちゃま世代まで。地元で活動をされている方、そして近隣の測定所の方たちと、本当に多くの方々が足を運んでくださいました。

当初は、90席を予定していたのですが、急遽100席に。その他にもラグマットを敷いた親子席もいっぱいになり、立ち見までもが出る大盛況。

ChezMOMOのクライアントさんや、お手当て講座にご参加くださった方々のお顔もちらほら見え、感謝です。

慣れない私たちスタッフもてんやわんやで、お待たせした方々には、ご迷惑をおかけしてしまいました。

出入りしていたり、緊張もしていたため、山田先生のお話をじっくりお聞きすることはできなかったのですが、いつも小さい人たちに寄り添い、温かい眼差しを向けてくださる先生の講演会ですから、話されている内容は厳しいものでも、柔らかなな雰囲気が溢れていました。

私たちは、もともとあったグループではありません。

見知らぬ者同士が、ただただ「測定室を作りたい」という意志の元に集まりました。

何の組織も後ろ楯もないなかで、こつこつと寄付金集めから始めたものが、多くの方の支えと、お見守りの中、とうとうここまでこぎ着けてしまったことに、感激しています。

しかし、もちろん、ここがゴールではなく、ここがスタートです。

11日からは、いよいよ依頼測定を開始しました。

日々口にする食品、ご自宅の土壌や作物、放射能の影響をむやみに不安がるのではなく、正しく知ることから始めませんか?

「はかるーむ」のホームページはこちらです。
http://hakaroom.org/

私たちの測定室は、後発ではありますが、町田市内では、初。

市民測定室にしては、大きな検出器を持つ高性能な装置と、明るく楽しく、でもきっちりと!がモットーの(モットーは、私が今勝手に作りました・・・笑)スタッフがお迎えいたします。

お気軽に遊びにいらっしゃってくださいね。

協力会員、ボランティアスタッフ、チラシを置いてくださる方も、いつでも募集中です~☆