夏休みを前に、前期の成果発表の一環として、「0からカフェ」をオープンするとのことで、またまた山梨まで行ってきました。

2日後にも発表デイを控えていて、山梨まで頻繁に行くのは、時間的にも、体力的にも、もちろんお財布的にも楽なことではないのですが、もう最後の年だし、今年は、今までに増して、できる限り学校に行こうと決めています。

今回は、あんまりたくさん作らないから早めにきた方がいいよ、と息子が言うので(思春期男子だけれど、学校に来てくれるのは嬉しいらしく、それもわたしは嬉しいのです)、9時半、開店と同時に行きました。

おそらく、通学生を送ってくる親の時間に合わせたオープンだったのでしょうが、このために子どもたちは昨晩は夜の9時過ぎまで、今朝は7時から登校して頑張っていたそうです(彼らは、これを「残業」と呼びます)。寮の門限は9時だけれど、今回ばかりは寮母さんも片目をつぶってくれたみたい。

今回のメニューは

スモモっ子ロールケーキ 100円
干し柿のパウンドケーキ 100円
ボリスの恵みの豆乳プリン 100円
新茶ういろう 50円
自家製手もみ茶(おかわり) 20円
持ち帰り用はちみつクッキー 100円

と、相変わらずの出血大サービス価格。

全部!と言ってしまいたいところだけれど、買い占めちゃうのも悪いので
今までいただいたことのあるすももっ子ロール(すもものジャムとクリームのロールケーキ)と、干し柿のパウンドケーキは我慢して、今日は、ボリスの恵みの豆乳プリンと新茶ういろうを注文しました。

0から食堂のコンセプトは、できる限りのものを自分たちで0から育てたりする、と言うこと。

地元の方から譲り受けた茶畑をお世話して、茶摘みをして、蒸して、揉んで作った茶葉を細く擦って入れたういろうは、小麦も昨年作ったもの。

滑らかで、軽やかで、甘さもほどよく、とても美味しかったのですが、何と言ってもお茶の香りが際立っていて、完成度の高いものでした。

同じ茶葉から作った冷茶も甘みが感じられて完璧。
(今日はなかったけれど、息子は紅茶も作ってみたと言っていました)

0から率を上げたくて飼い始めたボリスブラウンはたくさん卵を産んでくれるので、プリンもたっぷりできました。牛乳アレルギーの子も食べられるように豆乳で。
滑らかでスも入っていなくて、美しい蒸しあがりでした。

0から食堂やカフェをやる時、子どもたちは、何度もなんども試作を重ねては、お互いに試食をして意見を言い合います。時に、そんな厳しいことまで言っちゃう!?と言うような意見も出て、少しドキドキもしてしまうのですが、息子曰く「失敗することは、恥ずかしいことじゃないから。より良いものを作るためには、お互いに正直な意見を言って考えることが大切」と。

タテマエじゃない、本当の意味での切磋琢磨を彼らは知っているのだと感じます。
世間の中学3年生がしているような受験向けのお勉強は全然していないけれど、心はしっかりと充実してきていることを、また今回も実感させられました。

写真は、今日のホワイトボード。

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