私の石けんを置かせていただいているお店(http://www.la-cerise.skr.jp/)のオーナーさん(の一人)は、サッカー、それも「ヴァンフォーレ甲府」という彼女の地元のチームの熱烈なファン。

スポーツは、観戦より自分でやる派の私は、サッカー観戦もしたことがないが、彼女が目をきらきらさせながら話してくれるチームや選手達の話には、いつも引き込まれる。

その熱意を応援するつもりで、今回「ヴァンフォーレ石けん」を作ってみた。

私が石けんを作る時のポリシーとしては、材料は鹸化のために用いる水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)以外は、全て食べられる材料(美味しいかどうかは別として)を使うこと。だから着色も、油本来の色以外は、アロエ、ローズマリー、蜂蜜、小豆粉、クレイ、ほうれん草、藍、竹炭、よもぎ などを用いている。天然物の色は優しい色合いで、使い心地もいいが、今回作ろうとしている「風林火山」をイメージした石けんには、似合わないかも・・・と、言うことで、友人と相談の上、今回は、はじめて天然の鉱物から作った顔料を使ってみた。

で、できたのがこんな石けん。100%イメージ通りというわけにはいかないが(そこが手作り石けんの面白いところでもあるが)、まあまあの出来かな?彼女と仲間達に気に入ってもらえるといいなぁ。寒い季節、選手もファン達も風邪など引かないことを祈ってのクリスマスプレゼント。