「自然療法との出会い (1)」は、こちら

「自然療法との出会い (2)」は、こちら

最初の頃は、家庭用のキットを購入し、ホメオパシーを用いたのセルフケアにチャレンジ。

子育てをする中で、日々の小さなトラブル、ちょっとした病気などにホメオパシーのセルフケアは、とても役立ってくれました。

ホメオパシー(療法)では、自然界に存在する物質を、何度も繰り返し薄め、強く振って作ったレメディというものを、西洋医学で言うところの「薬」のかわりに使います。

これまでの、私の常識は、「薬は多く飲めば強く効く(副作用も強くなる)」というものでした。それに対して、ホメオパシーでは、薄めれば薄めるほど癒しのエネルギーが強くなる、というのです。

科学者としては、そんなこと、にわかに信じる訳にはいかない、という気持ちはありましたが、「効いてしまうんだもの、仕方がない」というのも、また事実でした。

実際、科学の分野で研究をしているなかでも、不思議な縁に導かれたインスピレーションが大きな発見のきっかけとなったり、あるいは、どんなに科学が発達しても、人間は小さなゾウリムシひとつ作れない、ということを考えると、まだまだ科学で割り切れないことは、世の中にたくさんあるんだ、ということを認めざるを得ません。

私の中で、少しずつ無理のない形で、科学と自然療法が同居するようになってきました。

それと同時に、「台所にあるものでのお手当て」、「ホメオパシーやフラワーエッセンスを使ってのセルフケア」そして、なおかつ疎かにしてはいけない「お医者さんなどの専門家に行く」ことのすみ分けが、自然とできるようになってきたように思います。

もちろん、日々の生活の中や、季節ごとに気をつけるべきこと、なども楽しんで取り入れるようになってきました。

こんなところが、私の「自然療法との出会い」です。

この間、そして、現在に至るまで、たくさんの学びを与えてくれたのは、自然育児友の会の仲間であったり、2年半通い、今もいろいろな知恵をいただいているひもろぎ庵であったり、さらには、ホメオパス(ホメオパシーの専門家)としての勉強をするために学んだInternational School of Homoepathy, London とそこの諸先輩、学友であったりしました。

まだまだ私は初心者で、知らないことばかりではありますが、これまで学んできたこと、経験してきたことを、少しずつでもシェアしていけたらと思います。みなさまからの、お知恵、コメントもよろしければお寄せ下さい。