週末は、私の卒業したホメオパシー学校、ISHL(International School of Homeopathy, London)と、現在在籍しているジェモセラピー学校、School of Gemmotherapyの合同開催の、ジェモセラピー(Gemmotherapy)セミナーが開催され、受講してきました。

ルーマニア人医師であり、ホメオパスでもあるSorina Soescuが来日し、呼吸器系および消化器系に関連した治療について、みっちり講義してくださいました。

ジェモセラピーに関しては、こちら や こちら でも説明しました。木の芽や蕾のもつ強い生命力と多様な成分を用いて、デトックス(解毒)やドレナージュ(排出)を促しながら肉体的な問題に働きかける療法です。

非常に盛りだくさんな内容でしたが、多くの臨床例を持つSorinaが、植物の特徴、医学的データなども交えながら緩急バランスよく話してくださったので、楽しく理解することができました。

実は私、1週間ほど前から、職場で流行っていた風邪をもらい、しつこい咳が抜けずにいました。まるで発作のような咳で、吐いてしまったり、夜も眠ることが出来ずに迎えた週末。昨日の「呼吸器系」の講義の最中にも、何度も咳が。

すかさず、Sorinaが、「あのような咳には、Viburnum lantana(スイカズラ科の植物)がいいと思います。後で取りに来てね」と。休憩時間に前に行くと、私のコップの水に、2mlのレメディを入れてくれました。そして、「1回では足りないから、瓶ごと持って帰って、1日3回、3日位は飲んでね」と。

Sorina、太っ腹~!

1回の服用で咳がぴたっと止まる、ということはありませんでしたが、咳の回数は、周りに座っているクラスメイトが驚くほど減りました。

そしてなんと夜は1週間ぶりに安らかな眠りを得ることができました。

ジェモセラピーは、ホメオパシーのように根本的な治癒をもたらすものではありませんが、ホメオパシーよりずっとシンプルにレメディを選ぶことができ、肉体的な問題は、速やかに解決することが多いことから、うまく使いこなしたい療法です。

一方で、継続して飲むレメディのお値段が、ホメオパシーのレメディよりはお高いので、気軽に使うのは、躊躇されていました。

今回、ルーマニアから安いお値段で共同購入できないかという話も持ち上がり、そうすればもっと気軽に皆さんにお薦めできるようになると思います。

日本語でも受講できるジェモセラピーの通信教育の学校メリステム(Meristem School of Gemmotherapy)、は、こちら です。

今週末の収穫

茄子 7本 (通算12本)
とうもろこし 5本 (通算 6本) 今年の収穫終了
おくら 2本 (通算 3本)
ズッキーニ 1本 (通算 4本)
胡瓜 4本 (通算 5本)
ミニかぼちゃ 1個
いんげん 少し
バジル たくさん
赤紫蘇 たくさん

なかなかの豊作です。