昨年会社を退社する直前までやっていた仕事が、今年に入って社内の研究所長賞を受賞した、とのことでその祝賀会に誘っていただきました。

私にとっても思い入れの深い仕事だったので、受賞も嬉しかったし、誘っていただいたこともとても嬉しかった。

しばらくぶりの仲間との久々の夜遊び。「元素周期表の中のどの元素が一番好きか!?」なんて話題に白熱したり、懐かしい時間を過ごすことができました。
(ちなみに、my favorite元素は、もちろんリチウム!)

一転して今日はリマ・クッキングスクール

これまで長いこと玄米と、「マクロビオティックを意識した野菜中心」の食事(夫や息子は、動物性を必要としている人たちですし、私もちょこちょこは食べるので完全な菜食ではありません)を続けてきましたが、退職を機に、本気で学んでみたいと思い、通い始めた学校。

リマ・クッキングスクールは、マクロビオティックの創始者、桜沢如一先生の奥様であるリマ先生が始められた、日本で最初のマクロビオティック料理教室です。

これまでなんとなく作って食べて来た料理や、やってきたマクロビオティックのお手当てを、もう一度きちんと基礎から、理論的に学ぶことができ、とても面白いうえに、眼から鱗が落ちるほどに美味しい。

ここでは、全ての物事を陰陽の観点からとらえます。この野菜は陰性が強いから、このように切り、塩をして過剰な陰性さを抜き、さらに火を入れて陽性を加え・・・なんて会話が普通になされます。

元素周期表の話をしていた私と、陰陽の話をしている私。仲間とお酒を飲みながらの夜遊びと、よく噛みながらの和やかな玄米菜食。

全く相いれない二つの事象のように見えて、私の中では、とても気持ちよくバランスが取れています。

ホメオパスという仕事は、直観(右脳)と理論(左脳)をうまく連動させてクライアントさんを理解し、レメディを理解する必要があると言われています。

実は、研究開発の仕事もそうで、一見理論ばかりのように見えて、時に芸術的なひらめきや直観を必要とする場合があります。

極端から極端への転身のように見えて、意外と共通性のあることなのかもしれない。

どちらも味わうことができ、大好きな仕事をさせていただくことができるなんて、本当に幸せなことだと思っています。