昨日は、リマ・クッキングスクール(日本で最初にできたマクロビオティックの学校)の上級クラス修了試作会でした。
リマ・クッキングスクールでは、初級、中級、上級と12回ずつのコースがあり、それぞれ修了時に自分で作品を作り、先生に試食、評価をいただく試作会があります。
前回の試作会の様子はこちら。
初級、中級までは、教わったレシピを忠実に再現する課題でしたが、上級からは、多少のアレンジをしていくことができます。
私は、主任講師の川内翔保子先生のレシピをアレンジした「初冬の野菜五色蒸し」を作りました。
さつま芋、紅玉(りんご)、人参を丁寧に丁寧にキューブ状に切り、塩を上手に使って甘味を出すことが第一のポイント。
レーズン、コーン、クルミと混ぜて、ちょうどよい量の地粉(国産の小麦粉)でまとめあげるのが第二のポイントです。
パーマカルチャーのピクニックに持って行った時から、さらに何回か試作をし、試行錯誤を重ねて、今日の試作会に臨みました。
直前に作ったものを召し上がっていただきたいので、早起きして朝から仕込み。
できたての姿はこんな感じ。さつま芋や人参の甘味と、紅玉の酸味がバランス良く出たかな?
そして試作会・・・
前回も書きましたが、緊張感と、晴れがましさの混ざったある意味では、とてもテンションの高い(騒がしい、という意味では全然ありません)空間。
写真は暗く写ってしまいましたが、みなさん、本当に美しいお料理がたくさん並んでいて、ため息が出ます。
師範科の方の作品、プロの作るケーキのようです。
こちらも、高級料亭みたい。
私の作品は、こちらです。地味でごめんなさい・・・。
ご指導いただいた先生方はもちろん、美味しい材料を与えてくれた太陽と土とお百姓さま、何度も試作したのを味見してアドバイスくれた息子、山に分け入って紅葉した枝をとってきてくれた夫にも感謝です。
それぞれの力作を並べて、先生方に試食していただきます。私は、4人の先生に食べていただくことができ、よいお言葉をいただくことができました。
リマ・クッキングスクールでは、季節、体調に合わせて、素材と真摯に向き合うことを学びます。
とても厳しいです。けれども、本で読んでいただけでは決して学べないこと、得るものはたくさん、たくさんあります。
年が明けたら、師範科を受講しようと考えています。
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