なかなか気力がわかなかったのですが、夫と息子が外に連れ出してくれました。
先日行った地元のこうじ屋さん、井上糀店に、再び行ってきました。
甘酒があまりに美味しかったので、また作りたいと思い・・・。
そして、なんと、ラッキーなことに、できたての「こうじの花」を見せていただきました!
(余談ですが、「こうじ」は、「麹」と書かれることが多いですが、井上糀店では、「米に咲く花」という意味の「糀」という字を使っておられます。)
その日の天気や、気温、湿度に左右される糀づくり。
今日の糀は、会心の出来!だったようで、お忙しい中、にこにこと、麹室から満開の花が咲いたもち米糀を持ってきてくださいました。
切り返しを終えて、全体にふかふかの花が咲いたもち米糀と、これから切り返しをして、さらに菌をいきわたらせる予定の白米糀。
「食べてごらん」と、ひょいと手渡されたものを、そおっと口に含んでみると、ほのかな酸味の混ざる優しい甘さと湯気のような香り。そして、ストレートに訴えかけてくるエネルギー。
美味しい!
こんな美味しい糀を使ったなら、美味しい味噌や甘酒になることは、間違いありません。(携帯電話のカメラからでは、この美しさを充分にお伝えできないのが、何とも残念)
五代目社長の浜田千重さんと、会心の出来の糀。この方の手にかかれば、さぞかし美味しい糀になるでしょう!といった感じの笑顔ですよね。
写真掲載を快諾していただきました。
お米も、糀も、生きているんだなぁ・・・ということを、強く強く感じました。
生きているお米を糀が食べて、その糀を乳酸菌や酵母菌が食べて・・・。
生きているものがつながって作る美味しいものの恵みで、私たちは、生かされている。ありがたいことです。
色々な意味で、力をいただきました。