息子、中学3年生。受検勉強とは無縁の学校活動(先週は、寝袋以外の文明のものは一切持たない「縄文キャンプ」でサバイブしてきました)を本業としながら、進みたい道に向けての受験勉強と、週末は、中学生活最後の公式戦を戦っています。

写真は、先週日曜日。

いつもは、スターティングメンバ―だけで組む円陣ですが、普段はあまりいないメンバーも揃った前回は、全員で円陣を組もう、と言う声が持ち上がっての試合前。

この写真を見るたび、涙が出そうになります。

わたしは、本当のラグビーはやったことないけれど、骨折やら脳震盪やら大きな怪我が起こり得るこのスポーツをするために毎日地道なトレーニングを積み、絶対に痛いのに身体を張って相手にタックルを繰り返すのは、並大抵のことじゃないな、と思います。

最後にトライを決める花形選手を送り出すために、たくさんの選手が自分の役割をつとめ、ボールを前へ、前へと運ぶために繋いでいきます。

チームスポーツは、どれも全員で力を合わせて一つの目標のために頑張るのに、なぜラグビーでだけことさら【One for all, all for one】と言うのかわからずにいました。

でも、このスポーツを知るうちに、その意味がわかるようになってきました。

明日は、いよいよ最後の公式戦。神奈川県大会の決勝戦ですが、相手は春に全国制覇をした超強豪。

とても勝ち目のない試合のように見えますが(それでも子どもたちは勝つ気満々)、1人1人が自分の役割をきちんと果たして、彼ららしいラグビーをしてくれたら、そして、怪我なく「やり切った!」と終われたら、と思っています。

そして、大切な大切な大人の果たすべき役目!

子どもたちが、安心して幸せでいられるように、スポーツの好きな子はスポーツに没頭できるような、芸術を志したい子はその才能を伸ばせるような、戦争のない平和な世界を作って行かなくてはならない。
これは、絶対に絶対。

だから、よくよく考えて、ちゃんと明るい未来を作るために、選挙に行きましょう。大切な一票を投じましょう。
痛くて辛い練習を積まなくても、力を合わせることはできます。

この絵は、大好きなほぅちゃんが魂を込めて描いた絵です。
ネットでの拡散自由だそうです。

わたしも、わたしのできること。
それぞれが、自分のできること。

大人の責任でやっていきましょう。