お隣駅で石井光さんがやっている、ちっちゃい辻堂に行ってきた。
当時まだ20代だった光くんと出会ったのは、2016年、
パーマカルチャーセンタージャパン(PCCJ)の設楽さんが呼びかけられた、翻訳プロジェクトにて
ご近所だったから一緒に帰ったのだけれど、
地域にパーマカルチャー的コミュニティを作りたいから、
地主さんであるお祖父様と交渉中(だけれどとても大変!)なんだと目をキラキラさせていた。
高齢者施設から始まり、少しずつ、地道にコツコツと
動いていたことを、SNS上で見守っていた。
今回は、ビオフォルム環境デザインの山田貴宏先生の設計により作られた、
パーマカルチャー的暮らしのできる賃貸住宅第2期の内覧会。
ちっちゃい辻堂の在り方を知りたくて、その場に身を置きたくて、行ってきた。
山田先生が設計されたパーマカルチャー的な場としては、
藤野の里山長屋を建てるとき、ほんのすこーしだけれどお手伝いさせていただいたりして
(竹小舞の土壁や、枕木のアプローチなど)
その考え方は、我が家を建てる時にも大いに参考にさせていただいたから
今回の美しい建物にはもちろん興味があった。
微生物舗装や、黒松プロジェクト、我が家も目指しているフォレストガーデン(うちは、ミニミニだけど)の取り組みも素敵だった。
特に、あるもの、捨てられてしまいそうなものを生かす、ということが徹底されているところ。
日本では難しいとされている住むコミュニティには、さらに惹かれた。
今の、特に都会の暮らしは、プライベートを囲った玄関を開けるとすぐに公共(パブリック)になってしまうが、
その間の、昔あったような(あるいは、田舎では今でも残っている)、
土間や、みんなの庭のようなコミュニティスペースのチャレンジは素晴らしいと感じた。
そして、それは、光くんの慈愛に満ちた佇まい、在り方から生まれるものだと分かった。
こんな近くに、こんな人たちがいること、とっても嬉しい。
見学させてくださってありがとう!
クリスタル・ウォーターズ(オーストラリア)や、レインボーバレー(ニュージーランド)みたいなエコビレッジに憧れはあるけれど、ちょっとハードルが高いな・・・という方には、
程よいサイズ感と、日本に馴染んだ姿で、お勧めですよ〜。
もし、賃貸で入られるのであれば、ぜひ遊びに行かせてね❤️
2010年 藤野の里山長屋での、竹小舞の土壁作り
2011年 枕木のアプローチづくり
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