土曜日にオーストラリアから帰ってきた。
あまりに色んな素晴らしいことがあったので、すぐには、書ききれない・・・。

パーマカルチャービレッジとして有名なCrystal Watersで1泊のキャンプをした。
そこで、出会ったフランス人は、かの地にもう1ヶ月もキャンプしていると言う。
11ヶ月の赤ちゃんと来ている若夫婦、赤ちゃん連れで1ヶ月もすごいなぁ、と思っていたら、なんと7人の子持ちだとのこと!5張のテントを張って、日々生活しながらビザが下りるのを待っているのだという。

炊事をしながら、人懐っこい子どもが沢山寄ってきて、ここの子どもたちはやけにfriendlyだ・・・なんて思っていたら、みんなこの夫婦の子どもたちらしい。
Crystal Watersに来る前は、オーストラリアの別の土地で4ヶ月、その前はニューカレドニアで1年。
「なぜ、フランスを離れたの?」と不躾な質問をしてみたら、にこっと笑いながら「フランスは大気汚染が酷く、とてもいられない。7人の子どもたちは、自分の意思で学んで欲しいからホームスクーリングを選んでいるが、そんな私達に対する世間のバッシングやら、プレッシャーが厳しい過ぎるから。」との返事。

とがった感じは全く感じられず、穏やかで可愛らしい夫婦。その自然体になんとも心和むものがあった。一緒にいた9歳の次男くんも、英語はあまりしゃべれないが、人懐っこく優しい。我々の4歳児たちもすぐに懐き、じゃれあっていた。

人間、動物、自然、食べ物、沢山の出会いがあった中で、さりげないけれど心に残る一つの出会いだった。