行ってきました、6月のホールアース自然学校「森と畑のようちえん」。

先月の「森と田んぼのようちえん」は、高熱のため行けず、その前は、法事で行けず・・・珍しく久しぶりの参加となってしまった。

懐かしい面々に会い、息子のテンションも一気に上がる。

今回のメインイベントは、「ひみつ基地を作ろう」 。

そんじょそこらのひみつ基地とは、一味もふた味も違う!大人の満足するひみつ基地。

まずは、「皮はぎ」組、「葉っぱのカーテン」組、「すすきのじゅうたん」組に分かれる。

最初は、お母さん、子供の多い「葉っぱのカーテン」「すすきのじゅうたん」に行こうとしたが、人手が余っているようだったので、人手の少ないお父さん中心の「皮はぎ」へ。

杉の丸太の皮を、鉈(なた)を使ってはいで行く。

コツもいるし、力もいるが、いったんコツをつかむと、すごく楽しいしはまる!原始的な仕事って、もくもくと集中してできて、頭が空っぽになってすごく面白い。一心不乱にやってしまった。

しかし、やっぱりこれは、男仕事。1本終わるころには、腕がだるくなり、しびれてきたので、リタイア。「すすきのじゅうたん」組に合流することにした。

3人並んで、ススキを少しずつ麻ひもで束ねていく。ススキの束を渡してくれる人と4人、息を合わせて、おしゃべりしながら、田舎のおばちゃんたちのようになって、これまた楽しかった。

晩は、畑からの収穫で作った美味しいご飯(今回の収穫は、ジャガイモ、エンドウ豆、玉ねぎ、にんにく、小松菜)と、沖縄出身のスタッフさんの三線を聞き、みんなでエイサー(もどき)を踊った。

子どもたちは、恒例の「ゴルゴとお風呂」で大騒ぎ。寝かしつけた後は、大人のトークタイム。うーむ、充実。

翌朝は、いつものように動物のお世話。今回は、生後2日の山羊の赤ちゃんや、田んぼのための合鴨の赤ちゃんなど、新しい命がたくさん!可愛い・・・。

もちろん、古株の動物たちも可愛い。4歳のころは、動物に近付くのもおそるおそるだった息子だが、最近は、しっかりと餌をやったり糞を掃除したりしている。成長したなぁ・・・。

朝食のあとは、また基地づくりの続き。刈ってきた煤竹を組み、昨日剥いだ杉の皮を屋根に。

杉林に持っていき、適当な場所に屋根を張る。以前にならったロープワークを駆使して、大人は夢中でがんばる、がんばる。

子どもたちはその間、ブヨ除けの焚火を炊いたり、花を摘みに行った、焼き芋を作ったり。

そして、ついに完成!渾身の作のひみつ基地!

まるでバリのリゾートのような、素敵な出来栄え!(言いすぎ?)畑仕事をした後の、昼食は、もちろん基地の中で(子供だけ・・・。大人はその横にござをしいて)。子どもたちも嬉しそうで、がんばった甲斐があった!

今回も、本当に満足の「森と畑のようちえん」。

そして今回は、さらにおまけが。
3月に出産した大学時代の友人宅へ乳母車を届けに。ここでも可愛い赤ちゃんに会えて、おしゃべりできて本当に満足・・・!

友人宅に、貴重品一式(財布、免許証、鍵、携帯)の入ったカバンを忘れてきた以外は、こころ満たされる、充実の週末だった。