土曜日にアロマテラピー講座第一回が無事終了。
幸せな時間をいただけました、ありがとうございます。

エッセンシャルオイルで虫除けスプレーを作ろう!をメインに、希望者はスージングクリーム(かゆみ、傷など色々使える万能クリーム)もどうぞ、という感じだったのだが、蓋を開けたら参加者全員がスージングクリームまで作りたいと言ってくださった。

最初は、私の所にたくさんある材料をシェアしましょう、程度の気持ちだったのだが、やるからにはやっぱりオリジナリティのあるものにしたい、という物づくり魂がむくむくと出てきて、そこそこ準備に時間を費やした。
そして、小雨の降る当日、地元の文化センターを2部屋借りて子供も沢山いる中でがやがやと。

虫除けハーブとして知られている植物は意外とたくさんあるけれど、そんなさまざまな植物からいただいたエッセンシャルオイルを自由に組み合わせてもらいたいと考え、「かんきつ系の香り」「ウッド系の香り」「フローラル系の香り」「スパイス系の香り」の4グループにわけ、
合計11種類のエッセンシャルオイルを用意した。

参加者全員、和気あいあいとお隣さんを覗いたり、色んな瓶をかいだりして、それぞれ好みの香りを中心に、組み合わせた。
急に質問とかされたら困るな・・・なんて思っていたが、意外や意外、香りのこととか、効果とか、聞かれるとすんなり答えられている自分がいてびっくり。
出来上がったスプレーをみんなで嗅ぎっこしたら、9種類それぞれ違う香りで個性的で面白い~~!私自身もこんな経験は初めてだったので楽しかった。

スージングクリームは、みつろうとホホバオイルを湯煎で溶かし、そこにやはり4種類のエッセンシャルオイルから好みの香りと効能を考えて組み合わせてもらった。
こちらも、甘い香り、フルーティな香り、ちょっとぴりっとした香りなど、人それぞれ。2時間の講座を無事終了した後の部屋は、幸せな香りで満たされていた。

嬉しいコメントの数々

「いい香りで虫もいないのに、部屋中しゅっしゅっしました」

「自由に好きな精油をブレンドさせてくれるやり方は楽しかった」

「ただレシピを見て作るだけではなくて、色々説明していただけたのでよく分かって楽しかった」

「初めての方ばかりでしたが、とてもリラックスさせていただきました」

「準備が完璧で、流れがスムーズ、安心して参加できた」

「ばばに出来るかなと不安でしたが親切に説明していただいて良いものができました(70代女性)」

「解りやすい説明と気軽に質問ができる ふいんきが良かった」

そして、実は私自身にも大きな気付きがあった。

ホメオパシーや、フラワーエッセンス(←ややこしいけれど、アロマテラピーのエッセンシャルオイルではなくて、バッチのフラワーエッセンス)を用いた深いところからの気付きと癒しを自分も得たい、いろんな人に伝えたいと願っている私は、以前から「アロマテラピー講座をやろうよ」と声をかけてもらっても「私が目指している癒し道は違う」なんて思っていた(エッセンシャルオイルとホメオパシーの拮抗について言う人もいるし)。

それがすごく傲慢な考え方であることに気付き、愕然とした。
こんなシンプルなことで、こんなに喜んでいただけてHappyな雰囲気に満たされて気付いた。

そう、癒しの根本は、まずHappyでいること。

ベストな療法はこれ、究極はこれ、なんてこだわらずに、その時々である意味「気の向くままに」選択すればいいんじゃないか?嗅覚は五感の中でも、最も原始的な感覚。原始的な快楽があれば、自然とVital Force(自然治癒力)も、少なくともあるレベルまでは上がっていくんじゃないか?

乗り気でなかった私、人前で話すのは・・・とぶちぶち言う私の背中を押し、会場予約、ちらし作成などをしてくれた友人、
自信のない私を勇気付け、励ましてくれた仲間たち、「今回は、都合が悪いけれど次は絶対!」と言ってくれた何人ものかたがた、本当に感謝、感謝。

次回はあるのか・・・?既に構想を練り始めた私。
いや、でも、ほどほどにしておかないとね・・・!