妹がマレーシアに行った折に、クローブとシナモンをたくさん買ってきてもらったので、今日は、近所の友人を招いて「手仕事寄り合い」と称し、フルーツポマンダー作りをしました。

フルーツポマンダーというのは、フルーツにクローブ(丁子)を刺して、シナモンなどのスパイスをまぶした香りのお守り。

その抗菌作用や、豊かな香りから、もともとは、中世の頃ヨーロッパで、魔除けや病気予防のお守りとして使われていたそうです。(中世に使われていたものは、金属の入れ物に、香りの元となるものを入れていたのだとか)

クリスマスのオーナメントなどとしても時々見かけますね。手作りのポマンダーは、幸福を呼ぶとも言われているのです!

フルーツを上手に乾燥させると、何年ももつそうで、その間豊かな香りが続くばかりか、嬉しいことにゴキさん避け(注:昆虫のゴキさんです)となるそうです。

フルーツポマンダーは、姫リンゴや、さまざまなかんきつ類を使います。

今日も、みなさんネーブルオレンジ、蜜柑、すだち、ゆず、レモンなど、思い思いのものを持ちよりました。

ここに、竹串を刺して穴をあけ、次々とクローブを刺していきます。

後からリボンなどを掛けたい場合は、粘着テープなどを貼っておき、クローブを刺さないようにします。フルーツは、乾燥すると縮むので、少し間をあけて。

まんべんなくクローブがさせたら、ここに、パウダー状のシナモンやオールスパイスをブレンドてまぶします。

袋の中で、から揚げ粉をまぶすようにすると、うまくいくと思います。

これを紙袋やネットなどに入れて、風通しのよいところで乾燥させます。

かびないように、時々スパイスをまぶし直してやるとよいかと思います。

目指すは、こんな感じ。(以前にどこかのウェブサイトからダウンロードした写真なのですが、出典がわからなくなってしまいました。ごめんなさい)

おしゃべりをしながらの作業は、豊かな香りにつつまれ、癒され、まさにアロマテラピー効果でした。