週末に、以前の会社の仲間とスキーに行ってきました。

最近では、年に一度しか会わなくなってしまったけれど、気心の知れた人たちとの恒例、子どもたちも楽しみにしているイベントです。

1日目は、吹雪いてめげそうになりましたが、2日目は、素晴らしいお天気で彼方まで雪山が見えました。

広いゲレンデ、たっぷりの雪でのびのび!一眼レフがあったらなぁ。

新雪で天使になりました^^

今回のお宿は、自家製のお米で炊いた美味しいご飯を炊いて出してくださるのですが、なんと美しいぬかくどが置いてありびっくり!

ぬかくど・・・ご存知ですか?

「ぬか」と言うのは、玄米の表面の糠(ぬか)のことでもあるのですが、稲を脱穀した時に出てくる籾殻(もみがら)のこともさします。

そして、「くど」と言うのは、「おくどさん」なんて聞いたこともあるかもしれませんが、かまどのこと。

つまり、ぬかくどは、籾殻を燃料として使うかまどのことです。

稲の食べられない部分を燃料として有効利用するという以上に、実は、道具としてもとても優れています。

炊きたいお米の量にちょうど見合っただけの籾殻を仕込むと、「はじめちょろちょろ、中ぱっぱ」の難しい火加減も、自然にやってくれるので放っておけばよいのです。

すごいなぁ。。。

さらには、燃料として使ったあとの籾殻は、「籾殻くん炭(籾殻を燻してできた炭)」になっていますので、これをまた田んぼにまくことで、土壌改良剤(活性炭なので、適度に空気を入れたり、水はけをよくしたり、微生物の住処となったり)としての効果や、肥料(イネ科の植物が育つのに必要な珪素を補給する)としての作用もあるのです。

まさに、先人の知恵、完全な循環型農業の一部を担っているのがこのぬかくどなんです。

実は、私は、ペール缶で手作りした「ぬかくど」しか見たことがなかったので、この美しく立派な「ぬかくど」が、たたきにさりげなく置いてあったのを発見して、大興奮してしまいました。

薪ストーブもやっぱりいいなぁ。。。

今回お世話になったのは、こちら 農家民宿ロッヂきくのや さんです。

実は夫が体調を崩した直後で、参加できなくなってしまったのですが、仲間たち(と言いつつ、実は皆さんセンパイなのですが・・・)の協力、尽力があり、私たちも気持ちよく参加させてもらうことができました。

いつもいつも周りの方たちに助けられます。

ありがたいことです。

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