実は、連休前半の追加キャンプの時、夜中にディープな話をしている、その真っ最中。ふと、気づくと、なんだか・・・ちょびっと・・・いやーな・・・感じ?
皮膚の表面がひりひりして、関節が痛くて、骨と筋の間が痛むような、腰のあたりがぐらぐらするような・・・典型的な症状。
・・・もしかして・・・?・・・わたし・・・今、熱がある・・・???
そんなことを、頭の後ろでうっすら考えながら、でも中座するのも嫌だし、体温計もないし・・・ちょっとジャケットを引き寄せて、そのまま考えずにいました。
晩は、合宿場のような和室に布団を敷いて寝袋で就寝。普段は、自宅じゃないところで寝ると眠りは浅いのだけれど、ぐっすり、深ーく寝て、ふと気付くと明け方滝のような汗にびっくり。
トイレに行き、水を飲み、Tシャツを着替え、また眠りに入りました。
翌朝、睡眠時間は短かったにも関わらず、すっきりとした目覚め。睡眠時間がたくさん必要な私には、本当に珍しいこと。
今思えば、あの時、やっぱり熱があったのかも。季節はずれのインフルエンザが流行っている今、そうであったとしても、不思議じゃない。そして、気づかぬうちに、経過してしまったのかも。
よい空気と、土と、採れたて無農薬の野菜と、気の置けない仲間と、頭でっかちにならない、気持のよい会話・・・これで私の熱は治ってしまったのかも?
野口整体の野口晴哉先生はじめ、健康をホリスティックに考える多くの方は、「風邪は、体を調整するために罹るもの」とおっしゃっています。
「風邪の効用」によると、「弾力のある体」は、風邪を上手に経過させることができ、風邪を上手に経過させると、その後身体は整うのだそうです。
敏感な人は、早く風邪を引くけれど、それを40分~2時間程度で経過させてしまうとか。「クシャミを20回もするとたいていの風邪は出て行ってしまう」のだそうです。(もちろん、これは、野口先生のように、きちんとできた身体できちんと対処した場合、ということであって、誰でもそんな風にうまくいくわけではないですが)
足湯(野口整体で風邪のひき始めに行う療法)やら、ビタミンCやら、Aconite(突然風邪をひいたかな?というような時に、しばしば用いられるホメオパシーのレメディ)やら、レスキューレメディ(緊急事態に用いられる、フラワーエッセンス)やら、そんなものは、何も使わなかった。それどころか、たくさん食べて、夜更かしをして、お酒も(少しだけれど)飲んで・・・。強いて言うなら、絹の5本指靴下とウールの靴下を履いていた位が、「怠らずにやっていた」こと。
それでも、ちゃんと経過できたのは、やっぱりあのHappyな気持ちだったのだと思う。
ちょっぴり不思議な、でも、なんとなく嬉しい体験でした。