妹は、仕事で長い船旅に出ることがしばしばあります。ところが、可哀想なことに、船酔いをしやすい体質なのだそうです。

そういえば、私たち姉妹、幼い頃にはドライブに行くと二人して気持ち悪くなっていました・・・。

船の中でたくさん仕事のある妹は、酔っている場合ではないので、仕方なく酔い止めを飲んでいるのだそうです。うっかり酔い止めを飲むのを忘れると、大変なことに。

ホメオパシーのレメディでなんとかならないかな・・・と相談を受けました。

以前にも書いたように、家庭用レメディキットを用いた急性症状に対するレメディ選択といえども、病名あるいは症状名(例えば「船酔い」や「乗り物酔い」、「車酔い」)だけでは、的確なものを選ぶことはできません。

今回は、3つほど候補レメディがありましたので、さらに妹には詳しく聞いてみました。

「船に乗って、揺れると酔っちゃうかな・・・という不安が大きく、実際に酔うと、嘔吐してしまうこともある。閉所などに対する不安はない。」とのこと。

そこで、Aconite(アコナイト、別名モンクス・フッド 和名トリカブト・・・ただし、成分がないほどまで薄めているので毒性はありません) 30C、Cocculus(コキュルスあるいはコキュラス、和名ツヅラフジ) 30Cの2種類のホメオパシーレメディと、Recovery Plus(リカバリープラス、メーカーによっては、Emergencyエマージェンシーや、Rescue レスキューなどとも言います)というバッチフラワーエッセンスのブレンドレメディを届けました。

一緒の送ったメールはこのようなもの

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Aconite 30C は、「強い不安」とか「突然のショック」によいです。ぞくぞくっ!急激に風邪をひきそう!なんてときもよい。船に乗る(あるいは、船が動き出す)30分くらい前に飲んでみては?

Cocculus 30Cは、乗り物酔いのNo1レメディ。「動いている」ということにうまくついて行けてない時などによいです。Aconiteを飲んでも気持ち悪くなってしまったら、飲むといいと思います。

以上は、どちらもホメオパシーのレメディ(30Cという強さ)なので1回一粒。そんなにしょっちゅう飲むものではないです。
Recovery Plus のみ、バッチ・フラワーエッセンス で液体です。

これは、本当に万能選手だし、ホメオパシーのレメディより気軽に飲んでいいです。(ホメオパシーのレメディは、強い分、あまり飲みすぎない方がよい)

なんでも困ったことがあった時(身体の問題でも、心の問題でも)、気持ちを落ち着けたいとき、飲んでください。

飲み物(できればカフェインとかないものの方がベター)に4滴入れて飲む。

高熱が出たとか、結構緊急度が高い時は、ペットボトルのミネラルウォーターに10滴位入れて、しゃかしゃか振ってはちびちび飲む、というような飲み方をするとよい。けがや虫刺されに塗ってもよい(ただし、ブランデーなので、切り傷などにはしみると思う)。

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昨日妹よりメールがあり、「今、慶良間諸島沖。お陰さまでまったく酔わず!ありがとう!感謝!」とのこと。
よかった、よかった。

ちなみに、私の家族は、船に乗るなんてことはめったにないので、乗り物酔いといえばもっぱら自家用車。

息子も車酔いしやすいのですが、そんな時は、レメディに頼るまでもなく、空気を入れ替えて、梅干しをしゃぶることでOKです!

写真は、妹から送ってきた慶良間諸島沖!