土曜日は、夏休み前の最終日だったので、再び学校に行ってきました。

最終日は、各クラスとも1学期(2期制なので正確には違うのですが)の成果の報告をします。

小学生の創作劇発表や、里山の獣害対策の報告(→☆)、育てた作物やそれで作った料理の販売など、いつもながらの盛りだくさんの内容の後は、大人のユースフルワーク。

(写真は、豊作すぎて「ご自由にお持ちください」と書かれたそうめん南瓜と胡瓜。)

 

この学校は、「掃除の時間」と言うのはありません。あるのは、日々の「ユースフルワーク」の時間。

それぞれの子が、何かみんなの役に立つことをする時間で、例えばトイレの掃除をする子もいれば、本の整頓をする子、今日のお天気やニュースを調べてホワイトボードに書き出す子などなど、たった10分のちょこっと仕事です。

 

夏休み前の最終日は、日ごろ子どもたちがお世話になっている感謝を込めて、保護者たちがユースフルワークをします。

庭の草抜き、バスの掃除、パソコンのメンテナンス、食堂の床掃除など

 

わたしは、床掃除チームに入ったのですが、新しく導入された業務用クリーナーが、なんと電源コードを巻き込んで大変なことに。小学生が、工具を持って走ってきて、ささーっと直してくれました。まさに、ユースフルワーク!

掃除は、「ふざけないで!」とか、「きちんとやりなさい!」と怒られながらいやいやすることではなくて、人に喜んでもらえる素敵な仕事、そんな気持ちが自然に身についているようです。

とは言え、誰もやりたがらないユースフルワークもあるんじゃないか?と疑問に思い、息子に尋ねてみたことがあります。

「そんなことはない」と、キッパリ。

もちろん、人気が集中するワークや、逆に最初はだれも希望者がいないワークがあることもあるけれど、そうすると、誰かしらが「じゃあ、やるよ」と言うのだそうです。

「じゃあ、やるよ」と言うのは毎回同じ人、というわけではなく、自然となんとなく持ちまわりになるようで、そこには何の強制も命令もないと。

ここから発展して、さらに深い心の話しをしてくれたのですが、長くなってしまったので、また後日投稿することとします。

ここの小学生たちは、本当に自由にのびのびとしています。でも、単なる放任とは違う、そんなことを感じさせてくれる大きな成長と充実が中学生たちには見られるのです。

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