「またレポートします(→☆)」と書いてから日が経ってしまいましたが、行ってきましたよ、学校の見学。

でも実は、前日の嵐の影響で、活動内容が変わっていました。そこらへんの臨機応援さもあの学校の特徴です。

 

<余談ですが修学旅行でも、例えば見学に行こうと思っていたところが思っていたより混んでいたら、即みんなで集まって話し合い。

ここを並んででも見たいのか、その場合、時間が少なくなるが、次の予定をスキップするか、それとも短い時間でキチキチ動くか、食事の時間を削るか。ユースホステルに到着しなくてはいけない時間は、何時で、そこから逆算するとなど。

ここの子たちは、臨機応変にも、その都合話し合うことも、そして、時に言い合いになってしまった後の修復の仕方も、ちゃんと習得しています。>

 

閑話休題

 

わたしが訪問した日は、0(ゼロ)から食堂の試作をしていました。0から食堂に関してはこちら(→☆)。

今年は、定番の小麦、

 

お米、

 

野菜や果物を使ったあれこれはもちろんのこと、この先増えるであろう蜂蜜(養蜂も始めるそうです)、お茶(放棄されていたお茶畑をいただきました)のメニュー開発も進んでいました。

息子は、蜂蜜寒天の試作(試作は、市販の蜂蜜と市販の寒天でしていました)。

上手に孵したボリスブラウン(あれ?チャボかも)の雛たち。可愛い。

こちらは、校庭の烏骨鶏。小学生が育てています。

試作は、午前いっぱい使って行われていたので、ちょっと抜け出して里山にも行ってきました。

以前にもちらっと書きましたが、息子たちのクラスでは、さまざまな活動の中の1つとして里山の獣害に関する研究を行っています。 

学校からほど近い築山という里山は、以前は人も住んで作物も育てている集落だったのですが、高齢化が進み、一軒、また一軒と山を去って行ったのと比例するかのように山から降りてきた獣たちに荒らされるようになったのです。

この築山に限らず、獣害に悩まされている里山は全国にたくさんあるとのことで、子どもたちは、獣と共存しながらも苦しまずに暮らしていける方法を模索しようと「子どもけものクラブ」を立ち上げ、自治体とも協力しながら活動しています。

なんと、山梨テレビの密着取材も入っているのです。

こちらが、小学生が修復した民家。

 

そして、小学生と中学生が里山に開墾した畑。

植えてあるのは動物たちの大好物ばかり。

立ち入り禁止(笑)。

 

糞の様子、掘られた穴ばかりでなく、赤外線カメラを設置してどのような動物がどのようにしてやってくるのかを調べた上で取った対策は、電気柵。

これは、小学生もまたげるように、こんなに低くしたのでしょうか?

疑問に思って息子に聞いたところ、「今の時期に来るのは、いのしし。いのししは、地面を嗅ぎながらくるんだけれど、鼻が急所で、ちょうどこの高さが鼻の位置だから。鼻は湿ってるから、電気も通りやすいしね」とのこと。

(もちろん、いのししが死んでしまうほどの大きな電流ではありません。びりっとする程度。

なるほどー!

小学生の頃の担任のオトナが、「南アルプスは(ほかの系列3校に比べて)、都会にあるから、ほかの子たちにできる経験がなくて残念。例えば、せっかく育てた野菜を全部猿に取られちゃった、って泣くような経験もさせてやりたい」と言っていました。 

「成功体験が大切」なんていうけれど、たくさんの失敗を乗り越えたあとの成功であるからこそ大切な体験となるのです。

失敗が許される、また何度でもチャレンジできる、と言うのは、特に子どもにとっては、とても大切なこと。

動物相手、自然相手。今まで、成功したことのなかったことに、子どもたちはチャレンジしています。

これからどうなっていくのか、楽しみです。

~*~*~*~*~*~*~*~

7月14日に、海老名で行われる「Smile Healing Garden」というイベントに、「Chez MOMOの望診」として出展いたします。

望診と言うのは、お顔の状態や、身体の表面に出ている兆候(ぶつぶつ、変色、カサカサなど・・・)を見る東洋医学的な観察です。

どの臓器に負担がかかっているかを読み取ったうえで、それぞれの方がより美しく健康になれる食材をご提案します。

詳しくは、こちらをご覧ください(→☆)。

Chez MOMOでは、ホメオパシー、フラワーエッセンス、ジェモセラピーによる健康相談(コンサルテーション)、望診法に基づいた食事指導や、
日々の生活を楽しく健やかに過ごすための知恵をお伝えする、各種講座を行っております。
場所は、藤沢、町田ほか、お近くへの出張もご相談に乗ります。