昨日から一週間、遅めの夏休み。
飛騨高山に行こうと計画していた。以前会社でお世話になっていた大好きなご夫婦が第二の人生として木工職人になることを選ばれた地。
憧れだった、高山・白川郷を訪れることと、そのご夫婦に久しぶりに会うことを春からずっと楽しみにしていた。
・・・が、私の後に同じような風邪(長期の発熱と咳)を引いている息子の状態がよくならず、結局断念することにした。

この夏は、家族で順番にずっと大風邪を引いていた。私と息子は二回ずつ。私も息子も以前に比べて、ずいぶん丈夫になって、ちょっと調子に乗っていたのかもしれない。
ゆっくりとした手作りの暮らしがしたい、と言いつつ(そして、そこそこ実践しつつ)、母、妻以外にフルタイムの会社員、代替療法の塾生、そして友達の手作りのお店に石けんを卸したり・・・その上、8月末日に入試論文締め切りの別の学校にも申し込もうとしていた(これは、断念した)。

「ちょっとゆっくりしなさい」と言われているのかもしれない。歩いているつもりが、ふと気づくと必死で走っている私、ついつい欲張りになってしまい、意地を張ってしまう私に気づかせるのは、これ位大風邪引かせるしかなかったのだろう。他人様には、偉そうに言っているんだけれどね・・・「そんなに肩肘張らずに」とか、「頑張りすぎなのよ」とか。

長い目で見て、自分の軸足をちょっと変えたいと考えている。今は、頑張り時なんだ、と欲張っていた。もう一度本質に立ち返って、バランスを取りながら、歩いて行くための夏休みにしよう。