先週末は、おなじみホールアース自然学校にて風と遊んできた!
今回の集合場所は、いつもと違い富士山の第六湖と言われている田貫湖畔。
自然休暇村に隣接し、寒いが素晴らしい眺めのところ。
顔なじみのメンバーやら、初めてのメンバーやら、自己紹介もそこそこに、早速凧作り。 韓国の凧なんだそうだ。和紙に穴をあけ、竹ひごで十字を作る。
子ども達が思い思いに絵を描き、尻尾(って言うのかな?)を付け、いざ!
どどーんと見える富士山の前で、走る、走る、走る~~!
なんとも楽しく、幸せな光景だった。
その後、場所を移し、今度は熱気球。
実は、熱気球に乗るのは2回目。夫の友人で、全日本代表にもなったことのある人に乗せてもらったことがある。
でも、今回の経験は格別だった。
というのも、足手まといになる私たちにも、たくさんの経験をさせてくれようと、立ち上げから手伝わせてもらえたのである。
布団袋位の大きさの袋から出てきた気球は、どんどん、どんどん、どんどん、どんどん広がり、広場いっぱいに。
扇風機で風を送り込むとまるで生き物のように膨らんで行き、バーナーで熱風を入れると、すごい力で上がっていこうとする。
皆必死で抑える。
一番てっぺんのクラウンの部分を持っている人たちは、もう半分浮き上がっている。
もうだめ!という位まで抑えたところで、ゴルゴ隊長の声「手を離して、ゴンドラを抑えに来て!」
ゴンドラが飛んで行ってしまわないよう(ま、係留だから本当に飛んで行ってしまうわけではないが)抑えに行く。
むくむくむく・・・とまるで生き物のように、巨大な熱気球が立ち上がる。 ついでに、ゴンドラも浮き上がり、最後まで手を離さなかった私だけ1m位浮かび上がった。
大きな大きな熱気球が、温められた空気の力だけで浮かび上がっているその姿に感動した。
もちろん、ゴンドラに乗り、空から眺める雄大な富士山も素晴らしい眺めだった。声も出ない。
ゆったり空に浮かぶ気球を下から眺めるのもまた安らかな気持ちに。
風のない夕凪の時間に始めたから、気球を下ろして、片付けが終わった頃には真っ暗に、足はしもやけに。 胸がいっぱいになるような、満たされた時間だった。
翌日は、定例の朝の動物の世話、畑からの食料調達。そして、息子お待ちかねのお餅つき。
4臼ついて、そのうち2臼はみんなのおなかの中へ。残り2臼は、3月のための雛あられとなる。
その間、なんと、息子のヒーロー、ゴルゴは、町の駅伝大会へ。
ちょうど畑の向こう側を走っていくのが見えたが、速い~~!前を行く人をどんどんごぼう抜き。当然息子は、躍り上がって声の限り応援していた。よかったね。
最初から最後の瞬間まで、ぎゅうぎゅうに充実し、楽しかった1泊2日。
行きは運転がんばった分、帰りの車の中では熟睡してしまった(苦笑)。