土曜日は、渡辺奈津先生のところのセミナーに行ってきた。サンカランメソッド(ボンベイメソッド)のインド人先生によるスカイプセミナー。

夫婦でホメオパスだそうで、二人仲良くならんで、スカイプのマイクに向かって叫んでいた(ように、私には聞こえたのだが、インド人にとっては普通なのだろうか?)のが、なんだか有難いなぁ、と思った。

心の奥の奥の、センセーションをひもとき、深い深いところから奏でられる個人個人の「非人間的な歌」を表に浮かび上がらせるサンカランメソッドは、素晴らしいメソッドであると同時に、自分のことを話すのが苦手な人にとっては、苦痛であったり、時に心の中に土足で入られたような感情を与えたりしてしまうこともあって難しいだろうな・・・なんて思っていた。

私たちの学校のNickのやり方は、その人が話したい部分までを話させるやり方で、患者さんに応じてメソッドを使い分けている。でも、そんなことができるようになるには、まだまだ遥か遠い道のり。

今回のセミナーでビデオケースを見ていたら、自分のことを話しながら泣いている患者さんに、繰り返し質問しながらも、絶えず励まし、お礼を言っているホメオパスの声が聞こえて、それが私の印象に最も残った。メソッドはメソッドとして、スタイルはそれぞれでいいのだ、ということが少し安堵を与えてくれた。

やっぱりいろんな人のライブケース見たいな・・・。

日曜日は、早朝から夫がヨーロッパ・アメリカの出張に旅立っていった。

今回は22日間(5月4日まで!)その間24回も飛行機に乗るんだそうで、それも、時差も、食べ物も、もちろんハードな仕事も・・・といろいろ不安材料。

でも、私の不安は海を越えて夫にも伝わるだろうし、息子にも当然伝わってしまうだろう。息子と二人、つとめて心穏やかに過ごした週末だった。

今日から、怒涛の日々・・・だけれど、怒涛には、気づかないふりをしよう。今日のうれしいこと、今日のうれしいこと(最近の私のおまじない)。