台風一過の昨日夕方は、からっとしてきたので、すかさず石けんのラッピングを行いました。

手作り石けんは、グリセリンを多く含み、水分を引き寄せる力が強いため、使っていても肌がしっとりするのですが(あ、薬事法の認可を受けていないので、本来であればこの表現はNGです。まあ、自分が使う分にはOKなので)、ラッピング、保存の時などは、少し神経を使うのです。

今回は、なんと15個(!!)のご依頼。

「アボカド大好き」、「牛乳石けん」、「ローズマリーづくし」、「アロエ石けん」、「塩石けん」の取り合わせで詰めました。

可愛いラベルは、大学以来の友人であるokyo3(プロのイラストレーターさんです)によるものです。(詰め合わせの写真を撮るのを忘れてしまったので、こちらは、以前に撮った写真です)

そして、しばらく前にご本人とお母様とに・・・と10個お送りした友人、美香月庵さんからは、「物々交換」の品が!

美香月庵さんは、少し前まで足利市で、「蔵カフェ」というカフェをやりながら、手作りの雑貨の販売もされていました。

古い着物をリメイクしたカバンや、羊毛の雑貨、流木で作ったインテリアなど、愛情のこもった作品を得意とされていましたが、今は、新天地を求めて、京都に移られました。

今回いただいたのも、おそらく古い着物から作られたのでしょう。藍地のざっくりとした風合いの手提げは、一件シンプルなようですが、マチの取り方などが複雑で、ものを入れると華やかな表情が生まれます。嬉しい贈り物、大切に使いたいと思います。

こちらは、以前にお願いして作っていただいたものなのですが、着られなくなった古着を割いて、縦横の糸として織り直す、「裂き織り」という手の込んだ布(もちろん、裂き織りをされたのも、美香月庵さんです)で作った小さなケース。

デジカメのサイズにぴったりです。

ものを作ることが大好きで、エッセンシャルオイルの香りに魅せられて作り始めた石けんですが、思いのほか色んな方に使っていただいていて、このようなつながりも産まれ、ありがたいなぁ、と思います。

「ものづくり屋」冥利に尽きる、の一言です。