昨夏は、手前味噌を手前大豆で作るべく、がんこ畑の大豆レボリューションに参加しました。

ゆみっぺさんはじめ沢山の方との出会いもあり、広い畑で作業することは、とても楽しかったのですが、やはり少し遠かったのと、作業日が平日中心であったため、思ったほどの回数を参加することができませんでした。

大豆と、少しの野菜くらいは、自分たちで作りたいな・・・。色々考えた末、年始に貸し農園に申し込み、抽選の結果、6坪の農園を借りることになりました!

実は、農地を借りたい・・・という考えは、以前から私たちの頭の片隅には、ありました。

家は小さくてもいいけれど、土のある暮らしがしたい、と常々考えてはいるのですが、生活から自動車をなくすことができないため、家には、少しのハーブと、数本の夏野菜を作れる程度の土しかなく、あとはプランターでお茶を濁すしかありませんでした。

自然農に近い形でやりたい、などと考えると、貸し農園はあまり適切ではない(前に使った方が、どのような農薬や肥料を使っていたかわからないし、既に耕されているだろうし、雑草を生えさせておくわけにいかないし)、休耕農地のほうがいいのだろう、などと漠然と思っていたのですが、平日フルタイムのサラリーマンをしている私たちには、ちょっとハードルが高すぎるようにも感じており、悶々としていました。

しかし、悶々としていても何も進まない。少しずつでも、自分たちの手の届くところから始めてみよう!ということで、申し込むことに。

幸いこの農園は、意識の高い方が多く、基本は有機栽培、緑のコンポストを置いている方もたくさんいらっしゃいます。

私たちが使わせていただくことになった区画も、前の方がよく手入れをされていたようで、みみずや、幼虫がたくさんいました。

よく耕された、一般に言う「よい」状態の畑は、不耕起・自然農には向かないので、素直にちょっと遊びのある有機農法で行くことにしました。

3月1日から借りられるのですが、1日だけフライングして、2月28日に作業開始。午前中は、ホームセンターに資材などを買いに行き、雨の上がった午後、少し作業をしました。

まずは、一度全体を耕し、買ってきた堆肥と、籾殻くん炭を鋤きこみます。ホールアースで鍛えた息子も手馴れたもの。そして、醗酵好きの私がどうしてもやりたかった、踏み込み堆肥作りもすることにしました。雨上がりだし、この作業はもう少し後にしよう・・・と思っていたのですが、どうしても待ちきれず、少しだけ味見。

落ち葉や木の枝など炭素分の多いものと、生ゴミ、ぬか、雑草など窒素の多いものを交互に重ねて踏み込み、醗酵させるのが踏み込み堆肥です(きちんと温度コントロールができれば、これを温床として、夏野菜の苗の植え付けに使うことができますが、今回はそこまでやりません)近所の山には、広葉樹の落ち葉がたっぷりあるので、これを大きな袋に入れて(雨上がりなので重い!!)運びました。

時間も少なかったので、今回は、落ち葉と生ゴミで1層半しか作らなかったのですが、3月後半には、がっつり踏み込む予定です!踏み込みの作業って、なぜかテンションが上がって楽しいんですよね~。ああ、楽しみ。

と言うわけで、一緒に踏み込みたい方、歓迎しま~す(たった6坪の畑の、90cm角の小さい箱なので、そんなに大勢ではできませんが^^)。