最近ちょっとうまく撮れたかな、と思う写真。
なかなか自分の思うように撮れることは少なく、もっともっと上手になりたいです。
心をわしづかみにされるような、エネルギーの詰まった美味しい葡萄でした。
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地元のスーパーでは、私が高校生くらいの頃からずっと働いているレジ打ちの方が何人かいらっしゃいます(いったいおいくつなんだろう?)。
最近では、ほとんどのレジがPOSレジ(バーコードを読み取るレジ)になってしまっているので、なかなか眼にすることができないのですが、この方たちすごいんです。
目にとまらぬ速さでレジを打ちながら、でも籠に移す野菜が傷まないように、そーっと優しく。
そして、何より私がいつも感激するのは、おつりを返してくださる時。
こちらが、少しもたもたしていても、ぜったいに、絶対に!急かさないのです。
「そんなの当然じゃない?」と思われますか?
いえいえ、そんなことないですよ。
レジの方たちは、素早くお釣りを用意して、手元に準備していますよね。←ここまでは、多くのレジの方がされていること。
でも、その気配を感じると、お財布の小銭入れの用意が出来ていない小心者の私は、プレッシャーを感じて焦ってしまいます。
ここのスーパーのプロたちは、手元にお釣りを準備していても、その気配を殺すんです。
それはもう、お見事です。
こちらが落ち着いて、お財布にお釣りを戻す準備ができるまで、気配を殺してプレッシャーをかけない。
そうされていることに気づいてから、その姿に見とれてしまっています(少しアヤシイ人かもですね、私)。
お年寄り(この地元スーパーには多い)に接する姿も、押しつけがましくなく、でも心が行き届いています。
プロがプロらしく仕事をしている姿にいつも尊敬の念を覚えます。
商品知識が豊富で、お客さんが何に困っているかを的確に判断できる店員さん。
どのように手入れをすれば植物が生き生きできて、人間も気持ちよいかを知っている庭師さん。
肌から指を離す時にまで心がこもっているアロマセラピストさん。
自分はプロの仕事をしているかな?といつも自身に問いかけています。
お金をいただく仕事の時はもちろん、いただかない時も、プロの仕事を目指せるように、ひとつひとつの所作に気持ちを入れていきたいです。
3年前に同じ題名で書いた以前の投稿は、こちら。