息子が産まれた15年前は、今ほど「生前記憶」のことが市民権を得ていませんでした。
わたしは、例によって井深大さんの本を熟読していたので、これはぜひとも聞いてみたい!と楽しみにしていました。


機が熟すまでは、「産まれる前のこと」を一切息子には聞かない、話さないと家族で徹底して迎えた2歳のある日、「今日だ!」とのことで、お風呂上がりの息子に、「産まれる前のこと」を聞いてみたことがあります。

今のように、スマートフォンから簡単に動画を撮れる時代ではなかったから、夫がビデオカメラを構えてスタンバイ。わたしは、さりげなくインタビュウ。

その時息子が語ってくれた記憶は、お腹の中にいた時のものでした。

ようやく話し始めた、まだたどたどしい語彙でしゃべってくれたのは、
「〇〇は、こうして」(頭を下にして、逆立ちのような恰好)
「おかあさんが、どんどん、ってしたから」
「〇〇は、どーん、どーんって」(頭を下にして、脚を蹴り上げるまね)
「お父さんは、おーい!って」(口をメガホンにするみたいな形をして)

全くもってその通りで、鳥肌が立つほど驚いた覚えがあります

そして、2年後の、息子が4歳の時の日記が出てきました。

***
息子4歳4ヶ月。最近分かっているのか、分かっていないのか、「死」とか、天上の世界についてよく話す。

「〇〇が大きくなって、お父さんとお母さんが、おじいさんとおばあさんになって、死んじゃったら嫌だ~」とびっくりするほど大号泣したり、

「〇〇が、天国に行って、また降りてくる時に、お母さんがどこにいるか分からなくなっちゃったり、神様に、お母さんの所に行っちゃダメ、って言われたりしたら、嫌だ~」と言って、まためそめそしたり。

かと思うと、「あだち 〇〇 って名前は、かっこいいから好きなんだ。(生まれてくる前)天国にいるとき、お母さんに『あだち 〇〇 って名前にしてください』ってお願いしたんだ。聞こえた?」と言ったり。

***

15歳になった先日聞いたら、もう覚えていないって。

それにしても、井深さんから学んだことは、あっちの分野でも、こっちの分野でも本当に多く、偉人だなぁと思う。
次に天国でお会いすることができたら、お礼を言わなくちゃ!

 

~*~*~*~*~*~*~*~

7月14日に、海老名で行われる「Smile Healing Garden」というイベントに、「Chez MOMOの望診」として出展いたします。

望診と言うのは、お顔の状態や、身体の表面に出ている兆候(ぶつぶつ、変色、カサカサなど・・・)を見る東洋医学的な観察です。

どの臓器に負担がかかっているかを読み取ったうえで、それぞれの方がより美しく健康になれる食材をご提案します。

詳しくは、こちらをご覧ください(→☆)。

Chez MOMOでは、ホメオパシー、フラワーエッセンス、ジェモセラピーによる健康相談(コンサルテーション)、望診法に基づいた食事指導や、
日々の生活を楽しく健やかに過ごすための知恵をお伝えする、各種講座を行っております。
場所は、藤沢、町田ほか、お近くへの出張もご相談に乗ります。