公立小学校1年生の息子。毎日けっこうな量の宿題が出る。
プリント1枚のドリル、音読、けいさんカード(たし算と引き算)、絵日記。

帰宅すると、私は、まず夕食の支度。食べるのが大好きな息子は、食事の支度も手伝いたい。2歳の時から包丁を持たせている。

炒め物と御飯をよそうのは自分の役目と心得ていて、普通に「役に立つ料理の担い手」となる。

最近は、大地宅配から届いた野菜を上手に分けて保存バッグにしまったり、先を読んで「次は、この調理道具とお皿を準備しておこう」というところまで気が回ることもある。

我が息子ながら感心。

一方で、宿題の絵日記は毎晩苦しんで苦しんでなんとか書いている。そのうち眠くなってくる。

私は、不得意な絵日記を毎日書くよりも、きちんと食事の準備ができることの方がずっと大切と考えている。だから、食事の支度を手伝ったり、私が作るのをただ眺めているだけでも、その時は「宿題をやりなさい」とは言わない。本心では、「そんなにつらかったら書かなくてもいいよ」とさえ思っている(言わないけれど)。

眠そうにしていると、かわいそうになる。食事の準備を手伝わせるより、眠くならないうちに宿題を終わらせられるよう、導いてやる方がいいのだろうか?

今のままじゃ、これからもっと大きくなって、もっとたくさんの勉強をするようになったら、通用しないのかな?
どうしてもわが子のことは肯定したくなる気持ち、揺らぐ気持ち。

これから、どんどんこんな迷いが増えて行くんだろうな。
大きな流れを見失いたくない。