学校で「いのちの授業」が行われるということで、参観させていただきました。
少しずつ幼児っぽさも抜け、中学年へ向かって行く2年生。この日に向けて、自分が産まれた時の体重を調べ、同じ重さになるように砂袋と紙粘土で人形を作ってきました。
一列になって部屋に入ってきた小さい人たちは、みんなお腹に抱えたリュックサックに赤ちゃん人形を入れています。
誰も教えないのに、大切に手が添えられて。
助産師さんは、とてもお話が上手で、みんな食い入るように話に惹きこまれています。
10か月間、お腹にいるのだけれど、2か月の時はこの位、と見せられたオタマジャクシのような写真と、豆粒のような人形に一同、「おお!」。
また、インフルエンザ大流行中にも関わらず、乳児のいらっしゃるお母さんが赤ちゃんを連れてお話をしてくださいました。
どのお話も素敵で、私も何度もうるうる。
普段は厳しく、どちらかと言えば無表情な先生(28歳男子)が妊婦体験用の重いエプロンを付け、「わぁー!すげー!」などとおっしゃっていたのも微笑ましかったです。
家に帰って、「産まれた時のこと」、「初めて立った時のこと」、「初めてしゃべった言葉」などの話をしました。
息子は、ちょうどしゃべり始めた2歳位のころにお腹の中での出来事を話してくれたのですが、その時のビデオも見てみました。
お母さんのお腹の中でさかさまになってプール遊びをしていたこと、お母さんがお腹を叩いたから、足でどんどん!と蹴り返したこと、お父さんが「おーい!だれだ~」と言っていたこと、産まれてきたらおじいさんがいたこと(多分産婦人科のドクター)など語ってくれていたのですよ。
息子の小学校は、公立小学校ですが、地域とのつながりを大切にしており、課外活動もたくさんあります。
今回の「いのちの授業」も、息子の学校らしいとても素敵な授業でした。
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