私の一番のお気に入りまな板は、こちら、京都 白木屋のねこ柳のまな板です(写真で見ると、ずいぶん汚いですね。お手入れしなくては・・・)。

ねこ柳のまな板は、料理人も垂涎の品だそうで、実は家庭用の小さいサイズでも、清水の舞台から飛び降りるような買い物でした。

初めて使った時は、「切るのって包丁だけの仕事じゃないんだ!」と眼から鱗が落ちる気分でした。

丁寧に砥いだ菜切り包丁と、ねこ柳のまな板を使うと、私でも向こう側が透けるような薄切りや、糸のような千切りが出来たりします。

でも、ちょこっと使いたいとき、ざくざく使いたい時には、こちらも重宝しています。

もう15年位使っている樹脂製のまな板。お馴染み「通販生活」で購入しました。

木に近い使い心地やら、光触媒による抗菌作用など、「売り文句」は色々あるのですが、何より重宝しているのは、このサイズ。

幅20cm奥行き15cm程度で、狭い場所でもチャッと使ってすぐに洗えます。

でも、このちびまな板、さすがに古くなってきて、ぼろぼろ。最近は粉が落ちるようになってきて、口に入るのではないかと気になります。

15年前は、あまり気にしなかった「抗菌樹脂」というのも、もう卒業したいかなぁ。

そこで、これに替わる小さなまな板を探していたのですが、刃当たりのよい木製にこだわると、なかなか手ごろなものがないんですね・・・。

で、ふと考えてみると、まな板って、言うなれば、木の板じゃない!

と言うことで、ホームセンターで買ってきました、ちょうどいい感じの檜(ひのき)の板。

厚さもしっかり20mmあって大きさも丁度よい。節のできるだけ少なそうなのを選び、その場で裁断と面取りの加工をしていただきました。

板780円、加工費300円、合計1080円也。手ごろなシンプルまな板が2枚できました。

なかなかいい感じじゃないですか?檜は、よい香りもしますし、天然の抗菌作用もあり、刃の当たりも柔らかく、まな板に向いています。

これから長いお付き合いになりそうです。