神戸の伯母から春の便りが届きました。
(本当は、少し前に届きました。UPが遅れてごめんなさい)

大好きだったおばあちゃんの味そのままです。

前々回の投稿で少し書きましたが、2年半にわたり望診法というものを学び、先日上級コースを修了し晴れて望診指導士となりました。

山村塾では、初級で望診の基礎を、中級では、中医学などとも絡めた応用を学び、上級では実際にクライアントさんを拝見させていただきながら食事指導を行う訓練を受けます。

その前段階として受講生同士でお互いを望診、食事指導し、その結果を報告しあう、という体験もしました。

昨年10月頃に、毎日「今日の一品」を投稿していたのは、そのようなわけが あったからです(毎日食事日記を書いていました)。

私自身は、大きな不調があったわけではないので、1ヶ月間の食事指導を受けたことによる病気の改善のようなものはありませんでしたが、日々軽やかに動けたこと、頭痛などの不調が一度も起きなかったことなど、明らかなQOLの向上が見られました。

また、自分自身が食事指導を行っていく上での大きな学びも得られたと思います。

望診法というのは、顔・眼・舌・皮膚・髪・爪・手・足・・・など、身体のいたるところに出ている印、たとえばほくろやシミ、吹き出物、肌荒れ、変形、変色、などなどから、どの臓器が、どのような食べ物の影響を受けて疲れているのか、ということを理解し、対処する方法を提案するものです。

こちらは、雑誌Veggyに掲載された、「顔と内蔵の相関図」。

友人でライターである武末明子さんによるものです。

監修は、山村塾の大先輩である、霜崎ひろみさん。

この二人を繋げたのは私♪というのが、ささやかな自慢(笑)。

例えば、目の下に水分が溜まったようなアイバッグが見られたとしたら、これは、腎の機能(東洋医学では、西洋医学でいう腎臓よりも少し大きなくくりで「腎」を考えます)が低下して水分の代謝がうまくいっていない可能性があると考えます。

食事による対処方法としては、水分を貯めるような砂糖を控え、水分の代謝をよくし、腎を守るような、例えば小豆、ハトムギ、海藻類を意識的に摂るといい、など。

食事を改善していくことで、アイバッグだけではなく、腎の不調による日々の「困ったこと」、例えば、物忘れをしやすい、元気が出ない、落ち込む・・・などが消えてなくなることもあるのは、びっくり。

もちろん、これはお医者さんによる「診断」やお薬の処方とは異なる、日々の食生活のなかで気をつけるとよいこと、なのですが、これで調子が良くなるのであれば嬉しいですよね。

私が、上級講座で担当させていただいたクライアントさんは、3ヶ月の食事指導の後、明らかに肌の色が明るくなり、また、集中力がUP、やる気とスタミナが出て来たとのことでした。

私は、まだまだ望診法については、学びの入口に立ったばかりなので、これだけでやっていく、というより、これまでやってきたホメオパシーやジェモセラピーとあわせて、トータルでアドバイスを行っていけるようになりたいと思っています。

実際に、これらを併用することで、例えば体に合わないものを、以前は、毎日食べずにいられなかったのが、気がついたら何日も食べていなかった!調子がよくなった!なんておっしゃる方も多いのです。

春、新しい展開にわくわくします♪