新しい進路を進まれるかた、新入学のかた、おめでとうございます。
幸多き路となりますように。
桜の花が満開ですね。
私が住む小さな街は、桜の樹と一緒に育ってきた街。
だから、そこかしこに樹齢80年以上の大きな桜の樹があります。
樹を伐採しないように、わざわざ道の形を変えることを住民投票で決めたことまであるのです。
(夕暮れどきに、車の中から慌てて撮ったので、モノトーンで。)
もうすぐこの街から離れる・・・なんて感傷に浸る間もなく(だって、まだまだここで仕事をするつもりでいるし♪)、新居の準備をしたり、今持っているものの整理をしたり、税理士さんに相談に乗っていただいたりしています。
普段から、これくらい持っているものの整理ができていたなら、もう少しすっきりしとした暮らしができるのでしょうが・・・。
そんな合間を縫って、なかなか今までほど気軽にお会いできなくなってしまうご近所さんと時間を過ごしたりもしています。
今日のランチ。(ディスプレイされていませんが)
春休みの育ち盛りボーイズのために、豚肉のニンニク味噌焼き、鶏肉の塩こうじ焼き、玉ねぎのマリネ、アボカドとトマトのサラダ、豆と玉ねぎととうもろこしのサラダ、さつまいもの冷たいポタージュ、そしておいしいパン屋さんのバゲット。
高校生になるまで引越しが多く、高校は遠くに通った私は、「地元の友達」というものがいませんでした。
この街で子育てをしたというのもあり、初めてたくさんのご近所友達ができ、「地元」という意識が生まれました。
近所で買い物をしていて知っている人に会う、というなんでもないことが、私には、嬉しくて嬉しくてたまらないのです。
しばらく前までは、ここを離れることが、寂しい気持ちの方がずっと大きくなったのですが、色々な方の温かい助けに支えられて、ようやく前向きな気持ちになり始めています。
ここと同じように、大きい桜の樹のたくさんある新しい街でも、こんな風に心を許して、気軽に会えるお友達ができるといいな。