会社の帰り道、小学生の男の子が数人、木材で公園の木を殴って(!!)いました。明らかに攻撃心をもって。

心臓をわしづかみにされたような、自分が殴られている木になったような、そんな恐怖が走り、身がすくみました。

「ちょっと君たち、木の気持ちになってごらん」

でも

「こらーっ!!何やってんだー!」

でも、言いたかった。

でも・・・・・
言えませんでした。

親戚の子供だったら・・・息子の友達だったら・・・ホールアースの仲間だったら・・・何の躊躇もなく言っていたでしょう。

でも、言えなかった、臆病な自分。

殴っている相手が、鳥だったら、猫だったら、犬だったら、人間だったら・・・ちゃんと言えるだろうか。

情けない自分の一面を、見てしまいました。