私の住む小さな街には、多くの作家さんや芸術家さんが住んでいらっしゃり、小さなギャラリーがそこ、ここに点在しています。
これらのギャラリーが年に3回ほど(2週間ずつ程度)、一斉に展示を行う「ギャラリーウォーク」というものがあり、快晴の文化の日であった今日、家族3人でのんびり散策してきました。
今回歩いたのは、エリアの中でも北東の一角。
HIRO アート工房 は、サンドブラストによるガラス工芸を行っている工房。
様々な絵や写真を、ガラスやタイル、そしてなんと布にまで(!)ブラストしています。小学生~大人向けのサンドブラスト教室もされているそうで、なかなかおもしろそうです。
アトリエ ミセラニアス は、木なり染め(草木染めを施した木を使った作品)のお店。ここには、からくり箱がたくさん置かれており、息子は、店主のおじさまと夢中になって遊んでいました。
私は、木象嵌(天然の木の色の違いを生かし、柄を作る技術)の箸置きを買いました。
ギャラリー風 FOO は、漆器と陶器のお店。両手で持つとしっとり吸いついてくるような器がたくさん並べられていました。
てづくり工房 柚 は、毎回必ず訪れる大好きなギャラリー。いつまでもいたくなるような、暖かい雰囲気のお店に、個性的な作品がたくさん並んでいます(是非ウェブサイトもご覧になってください)。
小さな薬味入れに一目ぼれ。どっしりとしたガラスと、中に浮かぶ泡も、金工の双葉の蓋も、いつまでも眺めていたい感じです。
響きの森 は、地元でも有名なミュージックカフェ。音楽教室も開いています。
トラベルサロン P&T には、デコパージュとキルトが飾られていました。フランスのアンティークだという大きなキルトは、圧巻でした。
シルク・ギャラリー ここは、まさに「last but not the least」と言った感じのところ。
実は、ここは本当に近所なのですが、開いているのが週に3日(平日)の午後のみ、というところで、気になりながらも一度も訪れたことがありませんでした。今回初めて訪れ、驚きました!手描き友禅の作家さんのご自宅で、作品がずらり。古典的なもの、個性的なもの、そして古い着物の染め直しなど。作品や、アルバムなども見せていただき、堪能しました。
この時期、あちこちで地図を片手に歩いている方を見かけます。お近くの方、よかったら秋空のもと、ウォーキングがてら出かけられてみては?