お友達のyasuさんが、本を紹介してくださいました。
福島で自給自足生活をしているyasuさん自身も載っているこの本には、土に近い所で生活をされている70人の方の、さまざまなライフスタイルが紹介されています。
最近、半農半X(自分たちの食べる物の一部を育てる「小さな農」を行いながら、「手に職」を生かして、ある程度の現金収入を得る生活)というライフスタイルが、少しずつ市民権を得てきています。
この本では、かっこいいお百姓さん(「専業農家」という言葉とは、なんとなく受ける印象は異なりますが、でも、いろいろな形の農業を生活の糧としている方)から、屋上菜園をされている方まで、割合は違えど、土に親しむ方々が、全てのページで穏やかな表情を見せてくださっています。
実は、手に取って見てみたら、あ、あの方も、この方も・・・と知っている方が何人も。
写真からも文章からも、それぞれの熱い想いと、優しさが伝わってきて、本の題名の通り平和な気持ちになります。
そして、何もいきなり全てを自給自足する必要はないのだな、自分の出来るところから一つ一つやって行けばいいのだな、と腑に落ちます。
派手な本ではありませんが、よかったら、ぜひ手に取ってご覧になってみてくださいね。