前の投稿に引き続き、乳幼児のteething(歯が生えること、その時期)のお話。
ホメオパシーでteethingと言えば、真っ先に思い浮かぶのは、Chamomilla(カモミラ)。
そう、原料は、ハーブティーやエッセンシャルオイル(アロマオイル)でもよく知られているカモミール(写真はWikipediaより)、砂地に生えるキク科の植物です。
カモミールのハーブティは、よく眠れない時によいと言われていますよね。
安眠のハーブ。でも実は、こんなハーブティでも、1日20杯位飲むと(人によって違いますが)、逆に興奮して眠れなくなってしまうのだそうです。
というわけで、「似たものが似たものを癒す」ホメオパシーの Chamomillaは、「もう我慢ができない!」と怒っているような時、特に絶え間ない痛みにイライラしているような時に、とてもよく合うレメディです。
柔らかい歯茎を突き破って、ものを噛み砕くための歯が顔を覗かせる頃、赤ちゃんは、今まで経験したことのない、絶え間ない痛みを体験します。
だから、teethingという言葉は、「赤ちゃんの体験する最初の試練」と言った意味合いでも使われるのです(私自身は、産道を通り抜けてくる時が最初の大きな試練だと思っていますが・・・)。
それが原因で、イライラしたり、むずかったり、夜泣きをしたり・・・そんな時に助けてくれるのがChamomillaです。
その他にも、赤ちゃんだけじゃなく、中耳炎や、消化不良によるお腹の疝痛、あるいは、頭痛や生理痛の痛みにイライラしていているような時にも役立ちます。
ちょっと変わった特徴としては、片方の頬が赤く、片方は白いまま、というのがあります(これが必ずしも当てはまらない場合もありますが)。
息子がまだしゃべれない(つまり、痛みを正確に訴えられない)赤ちゃんの頃、すごく怒って泣き止まなかったことがありました。
いろいろ手を尽くしても何が原因かわからない、真っ赤な顔をして怒っている・・・かと思いきや、よく見ると片方の頬は白いままです。「あ!これはもしやChamomilla?」と、思い、一粒なめさせたところ、すっと泣き止みました。
不思議・・・!
あれは、歯が痛かったのかなぁ?それとも別の原因?と今でも思いますが、まあ、原因はどうあれ健やかな状態に戻れればいいのです。
・・・というようなお話ができるような、「家庭のホメオパシー・セルフケア講座」を近々開講しようと思っています。
連続講座ができるようなお部屋を借りられそう!
正式に決まりましたら、こちらに告知しますので、お楽しみに~☆
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