来週、某大学の化学科で、一日だけの非常勤講師として講義をすることになっています。

ホメオパシーの話・・・ではなく、本業のお話。

去年、同僚を通じてこの話があった時は、即刻お断りするつもりでした。

私は、人前で話をしたり、何かをすることが、何よりも苦手なので。

でも、よーくよーく考えると、この年齢になって、新いこと(それも苦手なこと)にチャレンジさせていただく機会なんて、めったに与えていただけないもの・・・と思い、また、「科学離れ」と言われている若い世代の方たちが、「もの作り」の現場に少しでも興味を持ってくれたら、彼らのまだ見ぬ「社会人生活」に対する不安を少しでも和らげてあげることが出来たら、こんな幸せなことはない、とも思い、お引き受けしました。

直前まで、じたばた準備をし(社外講師は、業務外なので、基本的に準備は業務外)どきどき緊張し、のぞんだ授業でしたが、予想外にうれしい体験でした。

・・・で、うっかり今年もお引き受けしてしまったのです(Noと言えないChez MOMOでした)。
昨年資料を作ってあった安心感から、1週間前の今日まで、全くファイルも開けていなかったのですが、いよいよどきどきしてきました。

厳しい、本当に厳しい時代ですが、一人でも多くの方が、自分が最も幸せになれる道を見つけられますように、微力でも、そのお手伝いができたら嬉しいです。

ホメオパシーも大好き、でも科学の世界の研究も大好き、そんな不思議な立ち位置を幸せだと感じているChez MOMOです。