外出中に、友人からメッセージが入りました。
10歳のお子さんが小さい頃からホメオパシーに親しみ、セルフケア・キットも持っていらっしゃる方。
最近は、キットを使うことも少なくなった・・・なんて聞いていましたが、今回ご本人が山芋でかぶれてしまったことから、レメディでどうにかなるかしら?と。
友人 「突然だけど、ながいもで手がものすごく痒いの。なんのレメディーが効くかな?こんなに痒いのはじめて」
ちょうど外出中だったので、手元に本などはなく、詳しい分析などはできませんが、それでも頼ってきてくれた友人のお役には立ちたい!
ということで、「もう少し詳しい状況を!」と返信しました。
友人 「ありがとう!長芋をおろしてとろろにして食べたんだけど、食べた時は全然大丈夫だったのに、皮とか片付けてたらものすごく手が痒くなったの。」
私 「赤み、腫れ、むくみ、痒みの質、心の状態、どうすると楽、などある?そして、とにかく水洗いを!」
友人 「赤くなっているだけで、腫れ、むくみはないよ。痒すぎて掻きむしってしまった!いま、口の中に、ヘルペス性口内炎できてて、昨日病院で薬もらってきて飲んでる。免疫力落ちてるみたい。いま精神的にあまり元気じゃないかも。」
私 「冷やすと楽かな?楽だったら冷やしてあげて。
冷やして楽ならまずは、エイピスを。
温かい方が良ければルス・トックスを。
どちらもちょっとも楽にならなければ、サルファを試してみてください。
もし、最近ストレスを感じていることが多いようであれば、ナックス・ヴォミカもいいかも」
・・・中略・・・
友人 「冷やすと楽だわ。エイピスね。そしてナックス・ヴォミカね!いつもよりあまり痒すぎて(^_^;)助かります!ありがとう」
そして一時間半後・・・
よかった!!!エイピス(Apis)1粒だったようです。
エイピス(Apis)というのは、蜜蜂(メスの働き蜂)から作ったレメディです(写真は、Wikipediaより)。
蜂などの虫に刺されたときはもちろん、それ以外でも、アレルギー性の急性反応(痒み、腫れ、むくみ、刺すような痛み、赤み)や熱をもった炎症がある場合にもよく働きかけます。
心理状態としては、忙しさ、落ち着きのなさ、せかせか、イライラ、働きすぎ・・・など、働き蜂から連想されるようなものがあります。
もう少し重い感じであったり、深い症状であったら、もっとたくさん質問をして詳細に分析したほうがいいかもしれません。
でも今回は、とにかく痒みが苦しくて一刻も早く!という状態だったこと、きっとメールを打つことも辛かろう、と考えたこと、私が出先でゆっくり分析できなかったことから、簡単な分析で、とにかく試してみよう!という方向にしました。
彼女がここのところ、忙しくしていたこと、そして今回精神的にあまり元気じゃない、免疫力が落ちている、と言ったキーワードからもあわせてエイピスが近いのではないかとの判断です。
ぴったりはまって、速やかな回復が見られたようで、本当によかった。
「家庭のホメオパシー・セルフケア講座」では、こんな風に、日ごろの困った!の助けになるようなレメディの選び方についても楽しく学んでいきます。
ご家庭に一つキットがあって、うまく使いこなすことができれば、本当に日々の生活がすがすがしく、健やかなものになります。
必要とされている方のもとに届きますように。
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